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J-GLOBAL ID：200903072706279713

耐湿熱性ポリエステルフィラメントとその製造法

Inventor： 稲垣 孝司 ,  冠 喜博 ,  金元 直貴 ,  今村 高之
Applicant, Patent owner： ユニチカ株式会社
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994224571
Publication number (International publication number)：1996092817
Application date： Sep. 20, 1994
Publication date： Apr. 09, 1996
Summary：

【要約】【目的】 産業資材用フィラメント、特に抄紙用カンバス糸、ベルト布等に好適な耐湿熱性の優れたポリエステルフィラメントを提供する。【構成】 次の工程を順次を行い、ポリエチレンテレフタレート又はこれを主体とするポリエステルからなるフィラメントを製造する。(a) 溶融重合法によって相対粘度が1.25〜1.45のプレポリマーを製造する工程、(b) プレポリマーを固相重合して相対粘度が1.43以上(ただし、プレポリマーの相対粘度よりも大)で、カルボキシル末端基量が20.0eq/t以下のポリエステルを製造する工程、(c) ポリエステルに、モノカルボジイミド化合物 0.3〜2.0 重量%及びN,N′-ビス〔3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒドラジン0.03〜0.5 重量%を添加して溶融紡糸し、相対粘度が1.40以上で、カルボキシル末端基量が 5.0eq/t以下のフィラメントを得る工程、(d) フィラメントを延伸、熱処理する工程。

Claim (excerpt)：

固相重合反応を経て製造されたポリエステルに、モノカルボジイミド化合物 0.3〜2.0 重量%及びN,N′-ビス〔3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオニル〕ヒドラジン0.03〜0.5 重量%を添加して溶融紡糸し、延伸、熱処理して得られたポリエチレンテレフタレート又はこれを主体とするポリエステルからなるフィラメントであって、相対粘度が1.40以上で、カルボキシル末端基量が 5.0eq/t以下であるポリエステルフィラメント。

IPC (3)：

D01F 6/92 301 ,  D01F 6/62 302 ,  D01F 6/62 306