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J-GLOBAL ID:200903072829498304
複数エピトープ融合タンパク質
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997542848
Publication number (International publication number):2001500723
Application date: May. 23, 1997
Publication date: Jan. 23, 2001
Summary:
【要約】複数コピーエピトープイムノアッセイは以下の工程によって産生される:(1)複数の異なるエピトープをコードするヌクレオチド配列を同定する工程;(2)発現カセット中にヌクレオチド配列を配置する工程、ここで同じエピトープ(好ましくは異なる病原体株由来である)をコードする配列の少なくとも2コピーが、このカセット内に配置される;(3)エピトープをコードする配列を発現するために上記のカセットで適切な宿主を形質転換する工程;(4)発現されたエピトープを精製する工程;ならびに(5)基質の表面上にエピトープをコートする工程。精製エピトープは、一般構造式(A)x-(B)y-(C)zで表現され、これは直鎖状アミノ酸配列を示し、Bはエピトープまたはエピトープクラスターのアミノ酸配列であり、そして各Bは少なくとも5で1,000より多くないアミノ酸を含有し、yは2以上の整数であり、AおよびCは各々独立してエピトープまたはエピトープのクラスターのアミノ酸配列であって、自然界でBに隣接せず、そしてxおよびzは各々独立して0以上の整数であり、ここでxおよびzの少なくとも1つは1以上である。本発明のエピトープは、従来のエピトープより可溶性であり、従ってより容易に精製される。さらに、繰り返しエピトープ配列の存在(異なる病原体株由来の同じ直鎖状アミノ酸配列において少なくともBを繰り返す)が、アッセイの感度および特異性を増加させる。単一の直鎖状抗原における繰り返しエピトープ配列はまた、マスキング問題を低減し、そして基質の単位エリア上に非常に多くのエピトープを含み、それにより抗体の検出における感度を改善することを可能にする。
Claim (excerpt):
一般構造式(I)を有する複数コピーエピトープ配列: (A)x-(B)y-(C)z (I) ここで、(I)は直鎖状アミノ酸配列であり; Bは、少なくとも5で1,000より多くないアミノ酸を含有するアミノ酸配列であって、該アミノ酸は、生物の天然に存在する抗原決定基に対応し; AおよびCは、各々Bおよび互いと異なるアミノ酸配列であり、各々独立して少なくとも5で1,000より多くないアミノ酸を含有するアミノ酸配列であり、該アミノ酸は天然ではBに隣接しない抗原決定基を示し; yは2以上の整数であり;そして xおよびzは各々独立して整数であり、ここでx+zは1以上である。
IPC (6):
C12N 15/09
, C07K 14/155
, C07K 14/18
, C12Q 1/68
, G01N 33/53
, G01N 33/576
FI (6):
C12N 15/00 A
, C07K 14/155
, C07K 14/18
, C12Q 1/68 Z
, G01N 33/53 D
, G01N 33/576 Z
Article cited by the Patent:
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