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J-GLOBAL ID:200903072904755318

有機廃棄物の深層水熱反応処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉嶺 桂 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996178680
Publication number (International publication number):1998008076
Application date: Jun. 20, 1996
Publication date: Jan. 13, 1998
Summary:
【要約】【課題】 昇圧用の特殊なポンプを必要とせず、熱交換器を用いることなく反応後のスラリーの冷却と供給スラリーの昇温を行う有機廃棄物の深層水熱反応処理方法を提供する。【解決手段】 有機廃棄物を、水相に固形細粒を浮遊させたスラリー状態として高温高圧に曝すことで、有機物中の化学結合における炭素に対する酸素の含有比率を減じて、炭酸ガス及び可燃性ガスを生成すると同時に、含有している化学結合を含むハロゲン元素を、当該水相に移行する還元反応を起こさせる水熱反応処理方法において、垂直方向に高低差を有し、底部で接続する往復流路を有する反応器1を用い、前記スラリーaを該反応器の往路2上部より供給し、流路底部を通り復路3上部より排出bして処理するに際し、該反応器は、流路上部での供給排出の圧力差と、流路の高低差によりスラリー重量で発生する圧力とが加わることにより、該流路下部に高圧を得ると共に、前記往復流路を金属隔壁によって仕切ることで熱交換させてスラリー温度を高温とする。
Claim (excerpt):
有機廃棄物を、水相に固形細粒を浮遊させたスラリー状態として高温高圧に曝すことで、有機物中の化学結合における炭素に対する酸素の含有比率を減じて、炭酸ガス及び可燃性ガスを生成すると同時に、含有している化学結合を含むハロゲン元素を、当該水相に移行する還元反応を起こさせる水熱反応処理方法において、垂直方向に高低差を有し、底部で接続する往復流路を有する反応器を用い、前記スラリーを該反応器の往路上部より供給し、流路底部を通り復路上部より排出して処理するに際し、該反応器は、流路上部での供給排出の圧力差と、流路の高低差によりスラリー重量で発生する圧力とが加わることにより、該流路下部に高圧を得ると共に、前記往復流路を金属隔壁によって仕切ることで熱交換させてスラリー温度を高温とすることを特徴とする有機廃棄物の深層水熱反応処理方法。
IPC (5):
C10L 5/46 ,  B09B 3/00 ,  C02F 11/10 ,  C10L 5/48 ,  C10L 9/10
FI (5):
C10L 5/46 ,  C02F 11/10 Z ,  C10L 5/48 ,  C10L 9/10 ,  B09B 3/00 303 M

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