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J-GLOBAL ID:200903073535142230
ポリアリーレンスルフィドの製造法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高橋 勝利
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995010606
Publication number (International publication number):1996198965
Application date: Jan. 26, 1995
Publication date: Aug. 06, 1996
Summary:
【要約】【目的】 溶融結晶化温度が高くて、溶融時における溶融粘度安定性、白色度に優れ、またポリマー中のナトリウム含有量、溶融時における発生ガス量が少ない等の諸物性に優れるポリアリ-レンスルフィド(PAS)を得る。【構成】 生成したPASポリマーと有機極性溶媒とを含む反応系に塩酸、硫酸等の酸を添加し、酸性下70〜200°Cで5〜120分攪拌処理(1)を行い、その後、この系にNaOH等の無機アルカリを添加し、アルカリ性下70〜200°Cで5〜120分攪拌処理(2)を行い、次いで処理ポリマ-を反応溶媒から分離する方法。水に前記処理済みのPASポリマーを分散させた後、この水性スラリー(A)に酸を添加し、酸性下の攪拌処理(3)を行ってから一旦ポリマーを分離し、この分離ポリマーを再び水に分散させた水性スラリー(B)に無機アルカリを添加して中性またはアルカリ性下の攪拌処理(4)を行い、次いで処理ポリマーを分離する方法。
Claim (excerpt):
ポリハロゲン化芳香族化合物及びスルフィド化剤を有機極性溶媒中で重合し、該重合反応が終了した後の生成したポリアリーレンスルフィドポリマーを含む反応系に有機酸または無機酸を添加して攪拌処理(1)を行い、しかる後、前記反応系に更に無機アルカリを添加して攪拌処理(2)を行い、次いで処理ポリマ-を反応溶媒から分離することを特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造法。
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