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J-GLOBAL ID:200903073656522340

非水電解液型電池

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991162617
Publication number (International publication number):1993013062
Application date: Jul. 03, 1991
Publication date: Jan. 22, 1993
Summary:
【要約】【構成】非水電解液型電池において、用いるセパレーターが熱可塑性樹脂よりなる微孔性フィルムであって、少なくとも融点が5°C異なるA層とB層よりなる2層またはそれ以上の多層構造で、A層とB層の厚み比が3.0〜0.3であり、厚みが100〜5μm、最大孔径が20μm以下、透気度が3000秒/100cm3以下であること。【効果】不慮に電池が外部ショートしても、ジュール熱で電池温度がセパレーターの低融点側樹脂の融点以上に上昇することにより、セパレーターの微細孔が溶融物で塞がれ、イオンの移動も阻止する絶縁体となって電流は流れなくなり、温度上昇が止まり、高融点側の樹脂は溶融せず、セパレーターが破れることがなく、その結果、内部ショートによる発火や爆発といった事故が防止できる。
Claim (excerpt):
金属酸化物、金属硫化物等の正極活物質、リチウム、ナトリウム及びそれらの合金等の負極活物質、非水電解液、正極と負極の間に用いるセパレーターからなる非水電解液型電池において、下記(1)〜(5)の物性を有するセパレーターを用いたことを特徴とする非水電解液型電池。(1)熱可塑性樹脂よりなる微孔性フィルムであって、A層とB層よりなる2層またはそれ以上の多層構造で、A層とB層の厚み比が3.0〜0.3であり、A層に用いる熱可塑性樹脂の融点が、B層に用いる熱可塑性樹脂の融点より、5°C以上高いこと。(2)A層に用いる熱可塑性樹脂の融点が130°C以上であり、B層に用いる熱可塑性樹脂の融点が85〜140°Cであること。(3)微孔性フィルムの厚みが100〜5μmであること。(4)微孔性フィルムの最大孔径が20μm以下であること。(5)透気度が3000秒/100cm3以下であること。
IPC (2):
H01M 2/16 ,  H01M 10/40

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