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J-GLOBAL ID:200903073673826922

窒素酸化物の測定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 渡邉 一平
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997111083
Publication number (International publication number):1998038845
Application date: Apr. 28, 1997
Publication date: Feb. 13, 1998
Summary:
【要約】【課題】 被測定ガス中の酸素や水蒸気の濃度の影響を少なく、しかも温度変化による変動も少ない、きわめて高精度の窒素酸化物の測定方法を提供する。【解決手段】 電気化学的ポンプセル6を有する主ポンプ手段60と、電気信号変換手段70を備えたセンサを用い、外部空間に連通された第一の内部空所2に、外部空間から被測定ガスを第一の拡散抵抗の下に導き、主ポンプ手段60により、第一の内部空所2の雰囲気中の酸素分圧をNOが実質的に分解され得ない所定の低い値に制御し、第一の内部空所2内の制御された雰囲気を、第二の拡散抵抗の下に第二の内部空所9に導き、電気信号変換手段70により、雰囲気中のNOxの分解あるいは還元により発生する酸素の量に応じた電気信号に変換することにより、被測定ガス中の窒素酸化物を測定する方法において、第二の内部空所9の酸素濃度を検出する電気化学的セル12を設け、この出力に基づいて主ポンプ手段60に印加される制御電圧を補正する。
Claim (excerpt):
被測定ガス中の窒素酸化物(NOx)を分解せしめ、その際に発生する酸素量を測定することにより、被測定ガス中のNOx量を求めるようにした測定方法にして、酸素イオン伝導性固体電解質からなる基体と、該基体の内外に配設される内側ポンプ電極及び外側ポンプ電極からなる電気化学的ポンプセルを有し、且つ、外部空間から導入された被測定ガスに含まれる酸素を、前記内側ポンプ電極と外側ポンプ電極間に印加される制御電圧に基づいてポンピング処理する主ポンプ手段と、一方が前記主ポンプ手段にてポンピング処理された被測定ガスが導入される側に設けられた一対の検出電極を有し、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガスに含まれるNOxの分解あるいは還元により発生する酸素の量に応じた電気信号を発生する電気信号変換手段と、を備えたセンサを用い、外部空間に連通された第一の内部空所に、前記外部空間から被測定ガスを第一の拡散抵抗の下に導き、前記主ポンプ手段により、前記第一の内部空所の雰囲気中の酸素分圧をNOが実質的に分解され得ない所定の低い値に制御し、前記第一の内部空所内の制御された雰囲気を、第二の拡散抵抗の下に前記第一の内部空所に連通された第二の内部空所に導き、前記電気信号変換手段により、該雰囲気中のNOxの分解あるいは還元により発生する酸素の量に応じた電気信号に変換することにより、被測定ガス中の窒素酸化物を測定する方法において、前記第二の内部空所の酸素濃度を検出する第一の酸素濃度検出手段を設け、該第一の酸素濃度検出手段の出力に基づいて前記主ポンプ手段に印加される制御電圧を補正することを特徴とする窒素酸化物の測定方法。
IPC (2):
G01N 27/416 ,  G01N 27/419
FI (4):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 327 P ,  G01N 27/46 327 E ,  G01N 27/46 327 B

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