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J-GLOBAL ID:200903073745479629
炭酸ガス検出器および炭酸ガス検出方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
足立 勉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995181532
Publication number (International publication number):1997033431
Application date: Jul. 18, 1995
Publication date: Feb. 07, 1997
Summary:
【要約】【課題】 炭酸ガス検出器の検出精度や出力の安定性を向上させる。【解決手段】 セラミックヒータ10から放射された赤外線中で波長4.3μm付近の赤外線は気体容器22内の炭酸ガスにより吸収され、その放射強度が低下する。波長3.9μmの赤外線は炭酸ガスによる吸収は受けない。光学フィルタ30a、30bで濾波された、波長4.3μmと波長3.9μmの赤外線の放射強度に基づいては気体容器22内の炭酸ガスの濃度が算出される。セラミックヒータ10の放射強度分布は、炭酸ガスの赤外線吸収スペクトルを含む、2μm〜50μmの波長領域でブロードであり、炭酸ガスの赤外線吸収スペクトル付近の波長領域で十分な放射強度を有するので、炭酸ガス検出器20の検出精度および出力の安定性は向上される。また、波長50μm付近の赤外線放射は浮遊物や水分等の除去に有効で、検出精度を一層向上させる。
Claim (excerpt):
赤外線発光源と、炭酸ガスの赤外線吸収スペクトルで最大の吸収値となる波長近傍の波長の赤外線を透過させる第1の光学フィルタと、前記赤外線吸収スペクトルの波長領域に隣接する波長領域の赤外線を透過させる第2の光学フィルタと、前記赤外線発光源と前記第1および第2の光学フィルタとの間に配置される気体容器と、前記第1の光学フィルタを透過した赤外線の放射強度に応じたサンプル信号並びに前記第2の光学フィルタを透過した赤外線の放射強度に応じたリファレンス信号を出力する光電変換手段と、前記サンプル信号とリファレンス信号とを演算処理して前記気体容器内の炭酸ガス濃度に対応する濃度信号とする演算手段とを備える炭酸ガス検出器において、前記赤外線発光源としてセラミックヒータを設けたことを特徴とする炭酸ガス検出器。
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