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J-GLOBAL ID:200903073764130386
合成樹脂注入木質材の製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
山本 孝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991177130
Publication number (International publication number):1993111904
Application date: Jun. 20, 1991
Publication date: May. 07, 1993
Summary:
【要約】【目的】 春材と夏材の濃淡差や空隙率の差の少ない木質材に、その木目模様の色調がそのまゝ残された状態の外観を呈するように合成樹脂液の注入硬化処理を行う。【構成】 上記木質材に、まず、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂液を、該木質材の細胞内腔などの空隙部が残るように含浸硬化させて、木質材の圧縮強度を増大させたのち、透明性を有する付加重合型樹脂液を上記空隙部に注入する。この際、該付加重合型樹脂液の注入量が細胞壁に含浸硬化した上記熱硬化性樹脂によって制限されて減少すると共に全体的に均一に含浸する。この状態で熱圧硬化すると、木質材が透明濃色化することがなく、木目の色調がそのまゝ残存した外観を呈するようになる。
Claim (excerpt):
春材と夏材の濃淡の少ない木質材、或いは、春材と夏材間の空隙率の差の大きい木質材に、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂液を、木質材の細胞内腔などの空隙部が残るように含浸硬化させたのち、透明性を有する付加重合型樹脂液を上記空隙部に充填し、熱圧して硬化させることを特徴とする合成樹脂注入木質材の製造方法。
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