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J-GLOBAL ID:200903073787945042

石油類の脱硫方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 木村 高久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998350038
Publication number (International publication number):2000096068
Application date: Dec. 09, 1998
Publication date: Apr. 04, 2000
Summary:
【要約】【課題】効率よくかつ安価な脱硫を実現するのに有効な石油類の脱硫方法を提供する。【解決手段】本発明の特徴は、硫黄化合物を可視光により酸化することにある。本発明に係る脱硫方法では、光増感剤(14)の添加によって石油類(10)に含まれる硫黄化合物の可視光での酸化を可能とした。可視光で酸化された硫黄化合物は、極性を有する硫黄酸化物(22)となり、石油類に溶解しにくく、極性有機溶剤(12)に溶解しやすくなる。この性質により、硫黄酸化物(22)は、石油類(10)と極性有機溶剤(12)の混合系において、極性有機溶剤(12)に溶解する。この状態で石油類(10)と極性有機溶剤(12)を分離すれば脱硫製品(26)が得られる。上記の実施例として、例えば、軽油とアセトニトリルとDCAの混合溶液に、酸素を供給しながら可視光を照射した後、セトリングによって軽油相とアセトニトリル相とを分離して、脱硫された軽油を得る。
Claim (excerpt):
石油類に含まれた硫黄化合物を除去する石油類の脱硫方法において、石油類(10)と、極性有機溶剤(12)と、光増感剤(14)とを混合し、反応系(16)を生成する反応系生成工程(S10)と、前記反応系(16)に酸素含有気体(17)を供給しながら可視光(18)を照射して、前記硫黄化合物を酸化し、硫黄酸化物(22)を生成する可視光照射工程(S12)と、前記硫黄酸化物(22)を前記極性有機溶剤(12)に溶解し、硫黄含有溶剤(24)を生成する硫黄酸化物溶解工程(S14)と、前記硫黄含有溶剤(24)を前記反応系(16)から分離する硫黄含有溶剤分離工程(S16)とを含むことを特徴とする石油類の脱硫方法。
IPC (3):
C10G 27/04 ,  C10G 21/20 ,  C10G 32/04
FI (3):
C10G 27/04 ,  C10G 21/20 ,  C10G 32/04

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