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J-GLOBAL ID:200903073808650811

防水下地コンクリート層の強制乾燥方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 尾股 行雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995024096
Publication number (International publication number):1996218568
Application date: Feb. 13, 1995
Publication date: Aug. 27, 1996
Summary:
【要約】【目的】新規工事の防水施工における下地コンクリート層、又は改修工事における既存の押えコンクリート層の上に防水層を形成するに際して、防水層形成工程の初期段階で防水層がコンクリート層からの水蒸気により膨れる現象を効果的に防止する方法を提供する。【構成】下地コンクリート層の目地空洞と連通させて従来から設置されている下地呼吸用脱気装置に排気装置を接続し、コンクリート層表面にプライマーを塗布した後、排気装置を駆動させて排気し、コンクリート層に含有される水分を気化、吸引して強制的に乾燥させる。この排気装置による排気をしながら、プライマー塗布層のうえに塗膜防水材を塗布して防水層を形成する。防水層形成後、排気装置を外した脱気装置は下地コンクリート層の下地呼吸用脱気装置として引続き使用する。この強制乾燥を施すことにより、従来は下地が高温にならない時間帯に行っていた塗膜防水材の塗布作業を、時間帯に関係なくいつでも行うことができる。
Claim (excerpt):
A.防水下地となるコンクリート層に設けた伸縮目地または通気溝の開放部をシール材で蓋をして空洞を形成し、B.空洞と連通するように複数個の下地呼吸用脱気装置を設置し、C.前記複数個の脱気装置のうちの必要個数の脱気装置の脱気口に排気装置を接続し、D.コンクリート層の表面にプライマーを塗布した後、排気装置を駆動させて排気することによりコンクリート層に含有される水分を気化、吸引して強制的に乾燥させ、E.排気装置による排気をしながら、プライマー塗布層の上に塗膜防水材を塗布して防水層を形成し、F.防水層形成後に排気装置との接続を外した前記脱気装置を防水下地コンクリート層の下地呼吸用脱気装置として使用することを特徴とする防水下地コンクリート層の強制乾燥方法。
IPC (2):
E04D 11/00 ,  E04G 21/02 104
FI (2):
E04D 11/00 P ,  E04G 21/02 104

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