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J-GLOBAL ID:200903073822990757

並列計算機における動的負荷分散方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 宮田 金雄 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996043519
Publication number (International publication number):1997237256
Application date: Feb. 29, 1996
Publication date: Sep. 09, 1997
Summary:
【要約】【課題】 リアルタイムな並列計算機において、各プロセッサで発生した全てのタスクを定められたフレームタイム内で処理するような動的負荷分散を可能にする。【解決手段】 システム内のあるプロセッサで新規タスク生成要求が発生した場合、該プロセッサ内で要求タスクを処理可能であるかを先に判定し、処理不可能であると判定したときに初めて他のプロセッサにタスク割当を依頼するようなネットワーク内での動的負荷分散が行われる。
Claim (excerpt):
同等の機能を有する複数のプロセッサを持ち、各プロセッサが他の全プロセッサへ放送する機能を備え、各プロセッサ内のタスクは定められたフレームタイム内で処理しなければならず、フレームタイムの開始時に該フレームタイムにおいて処理すべき仕事を判定し、該判定結果に基づいてタスクのスケジューリングを行うようなリアルタイムな並列計算機において、あるプロセッサにおける該タスクスケジューリングの結果、タスク生成要求が生じたとき、該プロセッサは該タスクスケジューリングの結果得られるフレームタイム終了までのタスク割当のタイムスケジュールやメモリ使用状況等の負荷情報と、該タスクの所要メモリ量や所要処理時間等に関するタスク情報を基に該タスクの実行可否判定を行い、その結果現在時刻からフレームタイム終了時刻までの時間より該タスクの所要処理時間の方が長かったり、現在時刻からフレームタイム終了時刻までに既に他のタスクが割り当てられている等の理由で該タスクの処理実行が不可能であるとなった場合、該プロセッサは該タスクのセンダとなり、該放送機能を用いて全プロセッサへ該タスク情報を送信し、各プロセッサは受信した該タスク情報と、自身のタスクスケジューリングの結果得られた負荷情報を基に自身において該タスクの実行が可能であるかどうか、すなわちレシーバとしての資格があるかどうかの判定を行い、資格判定の結果、有資格者と判定した場合は、全ての有資格者となったプロセッサ同士で資格判定結果をマルチキャストすることにより、有資格者のプロセッサは受信した資格判定結果を基にレシーバを決定し、レシーバとなったプロセッサがセンダに決定結果の報告を行い、センダは決定結果受信後にレシーバに該タスク処理を依頼することを特徴とする並列計算機における動的負荷分散方法。
IPC (3):
G06F 15/16 380 ,  G06F 15/16 430 ,  G06F 9/46 360
FI (3):
G06F 15/16 380 D ,  G06F 15/16 430 B ,  G06F 9/46 360 F
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
  • 特開平2-280266
  • 特開昭62-052664
  • 特開平4-336368
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