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J-GLOBAL ID:200903074222509008

マイクロ波濃度計

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994217251
Publication number (International publication number):1996082606
Application date: Sep. 12, 1994
Publication date: Mar. 26, 1996
Summary:
【要約】【目的】本発明は、濃度測定用管が空の状態で回転数nが不必要に変化するのを防止することを目的とする。【構成】基準流体を通過したマイクロ波の位相遅れθ1 と、被測定流体を通過したマイクロ波の位相遅れθ2 との位相差Δθから被測定流体の濃度を測定する濃度計において、ある時点でのみかけ上の位相遅れθ2 ′と次の時点でのみかけ上の位相遅れθ2 ′とを、位相角度の上範囲および下範囲と比較して回転数nを求め真の位相遅れθ2 を求める演算手段36と、通常の測定動作を行う「運転モード」、保守等のための「保守モード」、被測定流体が流れているとき測定動作を行う「外部連動モード」を指示する運転モード設定器39と、運転モードにより被測定流体が流れていないときは前回の測定動作終了時の回転数n及びみかけ上の位相遅れθ2 ′を保持するデータ保持手段とを具備する。
Claim (excerpt):
濃度測定用管にマイクロ波送信器およびマイクロ波受信器を対向配置し、前記濃度測定用管に基準流体が流れている時に前記マイクロ波送信器から送信され基準流体を通って前記マイクロ波受信器にて受信されたマイクロ波の位相遅れθ1 を検出し、前記濃度測定用管に被測定流体が流れている時に前記マイクロ波送信器から送信され被測定流体を通って前記マイクロ波受信器にて受信されたマイクロ波の位相遅れθ2 を検出し、両位相遅れの位相差Δθ=θ21 から前記被測定流体の濃度を測定するマイクロ波濃度計において、前記位相遅れθ2 の測定を連続的でなくある短時間の周期で行ない、ある時点でのみかけ上の位相遅れθ2 ′とその次の時点でのみかけ上の位相遅れθ2 ′とを、あらかじめ設定された360°に近い位相角度の上範囲および0°に近い位相角度の下範囲と比較して回転数nを求め、θ22 ′+n×360°の処理を行なって真の位相遅れθ2 を求める演算手段と、通常の測定動作を行う「運転モード」、保守のために前記濃度測定用管の被測定流体を止める「保守モード」、被測定流体が前記濃度測定用管を流れている間のみ測定動作を行う「外部連動モード」を指示する運転モード設定器と、前記運転モード設定器で「保守モード」が指示されている場合、又は「外部連動モード」が指示され且つ測定動作が行われていない場合は、前回の測定動作終了時の回転数n及びみかけ上の位相遅れθ2 ′を保持するデータ保持手段とを具備したことを特徴とするマイクロ波濃度計。

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