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J-GLOBAL ID:200903074244172031

エチレン重合体及びそれを含有する熱可塑性樹脂組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大谷 保
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993194972
Publication number (International publication number):1995048416
Application date: Aug. 05, 1993
Publication date: Feb. 21, 1995
Summary:
【要約】【目的】 エチレン単量体のみから誘導され、加工特性などに優れ、通常のHDPE,L-LDPE,LDPEとは異なるエチレン重合体、その水添処理物及びこれを含有する熱可塑性樹脂組成物を提供すること。【構成】 エチレン単量体から誘導され、分子鎖中の〔CH3 /CH2 〕モル比が0.005〜0.1で、融点(Tm)と〔CH3 /CH2 〕とが式Tm≧131-1340〔CH3 /CH2 〕の関係を満たし、溶融流動の活性化エネルギー(Ea)が8〜20kcal/モルであって、ポリマー主鎖中に四級炭素が存在せず、重量平均分子量(GPC、ポリエチレン換算)が5,000〜2,000,000であるエチレン重合体、これを水添処理してなるエチレン重合体及びこれらを含有してなる熱可塑性樹脂組成物である。
Claim (excerpt):
エチレン単量体から誘導される重合体において、(イ)プロトン核磁気共鳴スペクトル法(1H-NMR)によって得られる1.2〜1.4ppm領域のメチレン基と0.8〜1.0ppm領域のメチル基とのモル比〔CH3 /CH2 〕が0.005〜0.1の範囲にあり、かつ示差走査熱量計(DSC)によって観測した融点(Tm)と〔CH3 /CH2 〕とが、式Tm≧131-1340〔CH3 /CH2 〕の関係を満たすこと、(ロ)溶融流動の活性化エネルギー(Ea)が8〜20kcal/モルの範囲にあること、(ハ)ポリマー主鎖中に四級炭素が存在しないこと及び(ニ)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法によって測定したポリエチレン換算の重量平均分子量(Mw)が5000〜2,000,000の範囲にあること特徴とするエチレン重合体。
IPC (2):
C08F 10/02 MJF ,  C08F 4/645 MFG
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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