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J-GLOBAL ID:200903074433736450

試薬結合ポリマーおよびその調製方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 若林 忠
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993153743
Publication number (International publication number):1995027766
Application date: Jun. 24, 1993
Publication date: Jan. 31, 1995
Summary:
【要約】【構成】 ハロゲン化アルキルスチレンとアクリル酸類との共重合体の繰り返し単位中のR1に、スペーサーとしてアンモニアあるいはジアミン類を導入することにより、化学的結合(酸アミド結合)によりカルボキシル基含有試薬を結合させ、更に、4級アンモニウム化合物を該共重合体に導入することにより静電的結合で酵素活性物質、免疫活性物質又は酸塩基指示薬を結合させる。【効果】 複数種の試薬を定量的にかつ安定的にポリマーに直接固定できるので、高性能バイオセンサーとして利用できる。
Claim (excerpt):
下記一般式(I)で表される構造を有するハロゲン化アルキルスチレンと下記一般式(II)で表されるアクリル酸類との共重合体を不溶性担体とし、この共重合体の繰り返し単位中のR1に試薬を結合させてなる試薬結合ポリマーにおいて、(a)A-COOH(Aは主要部分)で表されるカルボキシル基含有試薬が結合した下記式(III)で表わされる試薬結合部、および/または(b)酵素活性物質および免疫活性物質から選択された試薬が結合した下記式(IV)で表わされる試薬結合部、または更に前記試薬結合部に加え(c)酸塩基指示薬が結合した下記式(IV)で表わされる試薬結合部、を有することを特徴とする試薬結合ポリマー。【化1】【化2】(式中、Xはハロゲン、R1 はベンゼン環の任意の位置をとり得る炭素数1〜4のアルキレン基、R2 及びR3 はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基を示す。)-R1-Sp-CO-A (III)(式中、R1は一般式(I)と同じ意味、Spはアンモニアまたはジアミン類からなるスペーサー構造を示す。)【化3】(式中、R1およびXは一般式(I)と同じ意味、R4、R5、R6はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基、B±は正または負にチャージした試薬成分、...は静電的結合を示す。)
IPC (7):
G01N 33/544 ,  C08F 8/32 MHN ,  C08F212/12 MJY ,  C08F220/06 MLQ ,  C08G 81/02 ,  C12M 1/00 ,  G01N 27/327

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