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J-GLOBAL ID:200903074462838793

有機塩素化合物汚染土壌の微生物処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 丸岡 政彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996213030
Publication number (International publication number):1998034128
Application date: Jul. 24, 1996
Publication date: Feb. 10, 1998
Summary:
【要約】【目的】 土壌中に存在する高濃度塩素化エチレン類、特にテトラクロロエチレンを高い効率で分解する微生物処理方法の提供。【構成】 テトラクロロエチレン汚染土壌を密閉容器に入れ、これに液体培地、酵母抽出物と嫌気性菌培養液を加えて分解反応を行うと、図1のグラフに見れられるように、テトラクロロエチレンはほぼ化学量論的にシス-1,2-ジクロロエチレンに脱塩素化され、引き続きフェノールと酸素、好気性菌培養液を添加することで、シス-1,2-ジクロロエチレンは土壌環境基準未満に酸化分解された。
Claim (excerpt):
塩素数3〜4の塩素化エチレン類で汚染された土壌からなる1つの反応系を形成し、該反応系内に嫌気性微生物と好気性微生物とを同時に生息させた後、まず嫌気性微生物のみが活発に活動できるが好気性微生物はその活動が一時的に抑制される状態となるように環境条件を調節して嫌気性微生物による嫌気的脱塩素処理を施すことにより該有機塩素化合物の塩素化度を低減せしめ、次いで反応系を好気性微生物のみが活発に活動できる状態に環境条件を調節して好気性微生物により低塩素化有機化合物を二酸化炭素と水および塩化物イオンに分解することを特徴とする該有機塩素化合物汚染土壌の微生物処理方法。
IPC (2):
B09C 1/10 ZAB ,  A62D 3/00 ZAB
FI (2):
B09B 3/00 ZAB E ,  A62D 3/00 ZAB

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