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J-GLOBAL ID:200903074581002768
金属錯体を使用する均質な酸化触媒作用
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
社本 一夫 (外5名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1999504828
Publication number (International publication number):2002505688
Application date: Jun. 18, 1998
Publication date: Feb. 19, 2002
Summary:
【要約】本方法は、標的化合物上の少なくとも1つの酸化可能部位に酸素を移動させる方法を提供する。本方法は、溶液中で、標的化合物;酸素原子源;プロトン、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類金属、遷移金属または主要族金属イオンのようなルイス酸源;および、触媒を反応させることにより、標的化合物上の酸化可能部位を選択的に酸化する工程を含む。本触媒は、一般構造式(I):[Zは、好ましくは、Nであるが、Oを含んでもよく、MOは、遷移金属-オキソ種である。]を有する。ルイス酸は、Ch1置換基上の二座配位の第2の部位と結合して、ルイス酸-触媒錯体を形成する。
Claim (excerpt):
複数の酸化可能部位を有する標的化合物上の少なくとも1つの酸化可能部位に酸素を移動させる方法であって、 標的化合物; 酸素原子源; ルイス酸源;および、 構造式: [式中、Zは、NまたはOであり、少なくとも1つのZは、Nであり; MOは、遷移金属-オキソ種であり; Ch1は、ピリジン、ピリミジン、ピラジン、ジシアノ-ピラジン、一-、二-、三-または四-置換ベンゼン、ベンズイミダゾール、ベンゾキノン、モノ-またはジ-イミノベンゼン、インドール、置換されたクラウン誘導体、クリプタンドリガンド、EDTA誘導体、5員環および5員環誘導体、ポルフィリン誘導体、金属化されたフタロシアニン基体システム、ビ-ピリジル基体システム、フェナントロリン基体システムおよびサレン基体システムからなる群より選択され; Ch2およびCh3は、各々、 {式中、R1、R2、R3およびR4は、対でかつ累積的に同一または異なり、各々、アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、アルキルアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、フェノキシ、ハロゲン、ハロアルキル、パーハロアルキル、CH2CF3およびCF3からなる群より選択されるか、または、R1、R2、R3およびR4は、一緒になって、置換または非置換ベンゼン環を形成するか、あるいは、R1、R2またはR3、R4対の対をなすR置換基は、一緒になって、シクロアルキルまたはシクロアルケニル環を形成する。}によって構成される隣接Z原子を結合する単位を表し;そして Ch4は、 {式中、R5およびR6は、同一または異なり、結合または非結合であり、各々、水素、ケトン類、アルデヒド類、カルボン酸類、エステル類、エーテル類、アミン類、イミン類、アミド類、ニトロ、スルホニル類、サルフェート類、ホスホリル類、ホスフェート類、シリル、シロキサン類、アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、アルキルアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、アルコキシ、フェノキシ、ハロ、CH2CF3またはCF3によって構成されるか;または、R5,R6対の対をなすR置換基は、一緒になって、シクロアルキルまたはシクロアルケニル環を形成し;非結合R5、R6について選択される置換基を有する。}からなる群より選択される隣接Z原子を結合する単位である。]を有する触媒を溶液中で反応させることにより、その中に複数の酸化可能部位を有する標的化合物上の酸化可能部位を選択的に酸化し;そして 標的化合物の少なくとも1つの酸化可能部位で酸化するのに十分な時間、その反応を進行させる;ことを含む方法。
IPC (5):
C07B 33/00
, B01J 31/22
, C07B 53/00
, C07C 29/48
, C07C 33/025
FI (5):
C07B 33/00
, B01J 31/22 Z
, C07B 53/00 B
, C07C 29/48
, C07C 33/025
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