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J-GLOBAL ID:200903074607086698

ブレーキ液圧制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 正武 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993016640
Publication number (International publication number):1994227378
Application date: Feb. 03, 1993
Publication date: Aug. 16, 1994
Summary:
【要約】【構成】 ブレーキペダル3に連結するマスタシリンダ2、ホイールシリンダ4a,4b、リザーバ24およびポンプ27の吐出側にそれぞれ接続し、内部に、スプリング36の付勢力と両側に生じる差圧とで変る位置に応じて上記の連通状態を切替えるスプール31を有するフローバルブ7,8を具備し、該フローバルブには、常閉弁21,22の閉切替時のスプール31の微少移動でマスタシリンダ2とホイールシリンダ4a,4bとを微少連通させる経路45,48,49と、常閉弁21,22の開切替時のスプール31の微少移動でポンプ27とマスタシリンダ2とを微少連通させる経路45,46,47とが設けられている。【効果】 微小のキックバックがブレーキペダル3に生じ、該ブレーキペダル3からアンチスキッド制御作動中であることを運転者に認識させることができる。
Claim (excerpt):
ブレーキペダルへの入力でブレーキ液圧が発生されるマスタシリンダと、ブレーキ液圧により制動力を発生させるホイールシリンダとの間に設けられ、前記マスタシリンダに連通するマスタシリンダ連通ポート、前記ホイールシリンダに連通するホイールシリンダ連通ポート、容量可変のリザーバに常閉弁を介して連通するリザーバ連通ポートおよび前記リザーバ側のブレーキ液を吸入し吐出するポンプの吐出側に連通するポンプ連通ポートを有するケーシングと、該ケーシング内部に設けられるとともに、スプリングにより付勢され、該付勢された静止時には前記マスタシリンダ連通ポートと前記ホイールシリンダ連通ポートとを連通させ、前記常閉弁が開かれることにより両側に生じる差圧で前記スプリングの付勢力に抗して移動し、前記差圧とスプリングの付勢力とでバランスして前記マスタシリンダ連通ポートを閉塞するとともに前記ホイールシリンダ連通ポートと前記リザーバ連通ポートとを連通させ、さらにポンプにより戻されるブレーキ液を、前記常閉弁が開かれた状態で前記リザーバへ、前記常閉弁が閉じられた状態で前記ホイールシリンダへ供給させるスプールとを有するフローバルブを具備するブレーキ液圧制御装置において、前記ケーシングおよびスプールには、前記バランス状態から前記常閉弁の閉切替時に生じる前記スプールの両側差圧による微少移動で前記マスタシリンダ連通ポートと前記ホイールシリンダ連通ポートとを微少連通させる経路と、前記バランス状態から前記常閉弁の開切替時に生じる前記スプールの両側差圧による微少移動で前記ポンプ連通ポートと前記マスタシリンダ連通ポートとを微少連通させる経路とが設けられていることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。

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