Pat
J-GLOBAL ID:200903074690988479
オレフィン系重合体の製造方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
渡辺 喜平
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993128313
Publication number (International publication number):1994313007
Application date: Apr. 30, 1993
Publication date: Nov. 08, 1994
Summary:
【要約】【目的】 出発物質として安価な原材料だけを用い、かつ、同一装置にて製造が可能なことにより製造コストの低減を図ることができる特殊なオレフィン系重合体の製造方法を提供する。【構成】 反応工程[I]で、特定の触媒を用いてプロピレンを重合してプロピレン低重合体を形成し、次に反応工程[II]又は[III]で、特定の触媒系を用いプロピレンの存在下、又は不存在下、反応工程[I]で得られたプロピレン低重合体を重合するか、又はその低重合体をα-オレフィンとを共重合する。
Claim (excerpt):
第一段階の反応工程(下記反応工程[I])を行った後に、第二段階の反応工程(下記反応工程[II]又は下記反応工程[III])を行なうことを特徴とするオレフィン系重合体の製造方法。反応工程[I]: 下記化合物[A]及び[B]を含有する触媒を用いて、プロピレンを重合してプロピレン低重合体を形成する。[A]:下記一般式で示される遷移金属化合物(R5 C5 )n MX4・n ...(I)[式中、R5 C5 は炭化水素置換シクロペンタジエニル基、Mはジルコニウム原子又はハフニウム原子、Xは水素原子、ハロゲン原子又は炭化水素基を示す。nは1〜4の整数を示す。5個のRは同一でも異なっていてもよい。n個のR5 C5 は同一でも異なっていてもよい。4-n個のXは同一でも異なっていてもよい。][B]:この遷移金属化合物[A]、又はその派生物からカチオン種を形成し得る化合物反応工程[II]: 遷移金属化合物[A ́]、この遷移金属化合物[A ́]、又はその派生物からカチオン種を形成し得る化合物[B ́]、及び必要に応じて有機アルミニウム化合物[C]を含有する触媒を用いて、プロピレンの存在下、又は不存在下、前記反応工程[I]で得られたプロピレン低重合体を重合するか、又はその低重合体とα-オレフィンとを共重合する。反応工程[III]: チタン、マグネシウム及びハロゲンを含有するチタン系触媒成分[D]、並びに、有機アルミニウム化合物[C]を有する触媒を用いて、プロピレンの存在下、又は不存在下、前記反応工程[I]で得られたプロピレン低重合体を重合するか、又はその低重合体とα-オレフィンとを共重合する。
IPC (2):
C08F 4/642 MFG
, C08F 10/02 MSU
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
-
特開昭63-230717
-
特開平1-118510
-
特開昭62-119212
-
特開平1-266116
-
オレフィン系重合体の製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平4-213233
Applicant:出光興産株式会社
Show all
Return to Previous Page