Pat
J-GLOBAL ID:200903074718018802

ガラス封止型サーミスタ素子およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石井 陽一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995184902
Publication number (International publication number):1996078208
Application date: Jun. 28, 1995
Publication date: Mar. 22, 1996
Summary:
【要約】【目的】 酸化物系サーミスタ材料を用いたガラス封止型サーミスタ素子において、安定した特性と高い信頼性とを実現する。また、このようなサーミスタ素子を安価に提供する。【構成】 サーミスタチップ11と電極層33,35とリード線43,45の一部とが、封止用ガラス5により封止されたサーミスタ素子において、(a)サーミスタチップとして、Mn酸化物と、Co酸化物および/またはNi酸化物とを主成分とし、これらを所定量含有する複合酸化物を用い、(b)封止用ガラスとして所定組成の硼珪酸バリウム系ガラスを用い、(c)リード線を、Fe、Ni、CrおよびCoから選択される少なくとも2種を含む合金から構成し、(d)リード線組成に応じ、酸素濃度1%以下の不活性ガス雰囲気中または酸化性雰囲気中でガラス封止することにより、抵抗値のばらつきを小さくする。
Claim (excerpt):
サーミスタチップ、このサーミスタチップ上に形成された一対の電極層およびこれらの電極層にそれぞれ接続された一対のリード線を有し、サーミスタチップと電極層とリード線の一部とが、封止用ガラスにより封止されているガラス封止型サーミスタ素子であって、(a) サーミスタチップとして、Mn酸化物と、Co酸化物および/またはNi酸化物とを主成分とする複合酸化物を用い、Mn+Co+Ni中において、Mn含有率を5〜90原子%、Co含有率を0〜95原子%、Ni含有率を0〜60原子%とし、(b) 封止用ガラスとして硼珪酸バリウム系ガラスを用い、封止用ガラス中において、Na2 O+K2 O含有率を0〜20重量%とし、B2 O3 含有率を0〜25重量%、SiO2 含有率を20〜75重量%、B2O3 +SiO2 含有率を35〜85重量%とし、BaO含有率を5〜50重量%とし、Al2 O3 含有率を1〜10重量%とし、(c) リード線を、Fe、Ni、CrおよびCoから選択される少なくとも2種を含む合金から構成し、(d) 酸素濃度1%以下の不活性ガス雰囲気中でガラス封止することにより、抵抗値のばらつきを小さくしたガラス封止型サーミスタ素子。
IPC (2):
H01C 7/04 ,  G01K 7/22

Return to Previous Page