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J-GLOBAL ID:200903074835312649
エポキシ樹脂用硬化剤及びエポキシ樹脂組成物
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高橋 勝利
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993158810
Publication number (International publication number):1995010967
Application date: Jun. 29, 1993
Publication date: Jan. 13, 1995
Summary:
【要約】【目的】層間密着性に優れたガラスエポキシ積層板用エポキシ樹脂組成物を得る。【構成】p-ターシャリーブチルフェノールを、水酸化ナトリウム触媒下でホルマリンと反応させジメチロール体を得、これにフェノールを分子量が大きくならない様に徐々に反応させた後、未反応原料を除去して、p-ターシャリーブチルフェノールに2つのメチレン結合を介してフェノールが結合した、エポキシ基と反応しうる酸性水酸基を有する3官能性化合物を従来よりも多量に含む、多官能性化合物の混合物を得た。これと臭素化されたエポキシ樹脂と硬化促進剤とを配合し、ガラスクロスに含浸乾燥しプリプレグを得、これを8枚重ねて両面に銅箔を重ね加熱加圧成形して、両面銅張積層板を得た(実施例1)。【効果】層間密着性のみならず、耐湿・耐ハンダ性に優れた、ガラスエポキシ積層板用エポキシ樹脂組成物が得られた。
Claim (excerpt):
モノ置換フェノール類(A)に2つのメチレン結合を介してフェノール類(B)が結合した構造の3官能性化合物(I)と、モノ置換フェノール類(A)に1つのメチレン結合を介してフェノール類(B)が結合した構造の2官能性化合物(II)と、モノ置換フェノール類(A)及び/又はフェノール類(B)から得られた4官能以上の化合物(III)とを含有したエポキシ樹脂用硬化剤において、当該3官能性化合物(I)の含有率が全体の25重量%以上であり、かつ当該2官能性化合物(II)の含有率が全体の10重量%以下であり、かつ当該4官能性以上の化合物の合計(III)の含有率が全体の65重量%以下である化合物の混合物であることを特徴とするエポキシ樹脂用硬化剤。
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