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J-GLOBAL ID:200903074918531440

電子ビームによって融解された金属材料をインゴットとして鋳造するための方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 生沼 徳二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992144154
Publication number (International publication number):1993192747
Application date: Jun. 04, 1992
Publication date: Aug. 03, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】合金鋳造時の凝固を制御するための方法及び装置の提供。【構成】溶融金属材料がインゴット鋳型28内に導入されると共に、鋳型内に位置する溶融プール22表面の温度および温度分布が撮像放射計48によって測定される。この撮像放射計は、鋳型を包囲する真空室30の外部において、覗き窓46を通して溶融プール表面を観察するように配置されている。少なくとも1個の電子ビームガン42を用いて溶融プール表面に電子の流れが照射される。かかる電子の流れの強度および照射位置を選択的に調節して、溶融プール表面に所定の温度および温度分布が維持され、それによって凝固したインゴット中に所望の金相学的組織が得られることになる。撮像放射計から出力として得られる画像信号を画像分析器64および画像モニタ66に伝送して、溶融プール表面の温度および温度分布を表わす画像を形成する。
Claim (excerpt):
(a) 内部に導入された溶融金属材料を閉込めるために役立つと共に、前記溶融金属材料を冷却凝固させてインゴットを形成するための手段を有し、かつ前記インゴットを徐々に取出すための開口を下端に有する鋳型、(b)前記鋳型の上部を視野の範囲内に収めるような所定の位置に配置され、かつ前記鋳型の上部に位置する前記溶融金属材料の溶融プール表面の温度および温度分布を測定することのできる撮像放射計、(c) 前記溶融プール表面に電子の流れを照射するために役立つと共に、前記電子の流れの強度を調節するための手段および前記電子の流れを前記溶融プール表面の特定の区域に導くための手段を含む少なくとも1個の電子ビームガン、(d) 前記電子の流れの強度を調節するための前記手段を選択的に制御しかつ前記電子の流れを前記溶融プール表面の特定の区域に導くための前記手段を選択的に制御するために役立つと共に、前記撮像放射計によって測定された前記温度分布と予め設定された温度分布との差に応答して信号を発生するための手段を含む制御手段、並びに(e) 前記鋳型および前記鋳型内に前記溶融金属材料を導入するための手段を収容するために役立つと共に、壁面に設けられた少なくとも第1の覗き窓を有し、かつ前記電子ビームガンの有効な動作のために適した所定の内圧を維持することのできる真空室の諸要素から成ることを特徴とする、溶融金属材料をインゴットとして鋳造するための装置。
IPC (6):
B22D 11/04 111 ,  B22D 9/00 ,  B22D 23/00 ,  C22B 9/22 ,  C22F 3/00 ,  G01J 5/10

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