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J-GLOBAL ID:200903074918967990

傾斜磁場パルスの設定方法および磁気共鳴イメージング方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 波多野 久 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996064857
Publication number (International publication number):1997253068
Application date: Mar. 21, 1996
Publication date: Sep. 30, 1997
Summary:
【要約】【課題】GMN用やフローエンコード用の傾斜磁場パルスを使用する場合、高次の運動モーメントによる位相項を補償でき且つエコー時間TEを最短化。【解決手段】傾斜磁場パルスとして極性反転する1番目から4番目までの台形波パルスを与え、第1台形波パルスの振幅g,パルス幅t,及びパルス傾斜度kを初期値として与え、第1から第4台形波パルスまでのそれぞれのパルス期間b1・t,b2・t,...を決める複数のパルス幅係数b1,b2,...を既知とし、かつ第2以降の台形波パルスの振幅a1・g,a2・g,...を決める傾斜磁場強度係数a1,a2,...を未知とするパラメータを与えた上で、MR信号の位相項の式における各運動モーメント毎の位相値を傾斜磁場パルスの使用目的に応じた所望値に制御又は補償するように位相項に関係する式を解析的に解き、解析結果を満足させる第4台形波パルスまでのパルス期間を規定するパルス幅係数b3が最小となるものを選択する。
Claim (excerpt):
磁気共鳴(MR)イメージングのためのパルスシーケンスに組み込まれる傾斜磁場パルスを設定する方法において、前記傾斜磁場パルスとして時間的に前後して極性反転する1番目から複数番目までの3つ以上の台形波パルスを与え、この第1番目の台形波パルスの振幅g,パルス幅t,及び極性反転側のパルス傾斜度k、または立上り時間を初期値として与え、この第1番目から複数番目の台形波パルスまでのそれぞれのパルス期間b1・t,b2・t,...を決める複数のパルス幅係数b1,b2,...を既知とし、かつ第2番目以降の台形波パルスの振幅a1・g,a2・g,...を決める傾斜磁場強度係数a1,a2,...を未知とするパラメータを与えるステップと、MR信号S(t)の位相項φ(t)の少なくとも静止している原子核スピンによる位相項φ0 (t)、速度モーメントを有する原子核スピンによる位相項φ1(t)、及び加速度モーメントを有する原子核スピンによる位相項φ2 (t)の各値を前記傾斜磁場パルスの使用目的に応じた所望値に制御又は補償するように上記位相項φ(t)に関係する式を解析的に解くステップと、この解析結果を満足させる前記複数のパルス幅係数b1,b2,...の組み合わせの中で最終番目の台形波パルスまでのパルス期間を規定する前記パルス幅係数が最小となるものを選択するステップと、を備えた傾斜磁場パルスの設定方法。
IPC (2):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (3):
A61B 5/05 341 ,  A61B 5/05 311 ,  G01N 24/08 520 Y

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