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J-GLOBAL ID:200903074977107066

熱間圧延で表面疵の発生しないCr-Ni系ステンレス合金の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 田村 弘明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994057876
Publication number (International publication number):1995268453
Application date: Mar. 28, 1994
Publication date: Oct. 17, 1995
Summary:
【要約】【目的】 本発明はCr-Ni系ステンレス合金の製造方法に関し、ヘゲ疵となる微小割れを防止する方法を提供する。【構成】 重量%でCr:16〜35%、Ni:7〜50%を主成分とするステンレス合金で下式のδ(cal)が-7.5 <δ(cal)≦4を満足し、連続鋳造時のオッシレーション谷部のNi偏析部のNi濃度と溶鋼平均Ni濃度の比が1.15以上の領域が 200μm以下のスラブを使用して、1400〜1200°Cを30°C/S以下で冷却し、1200〜500 °Cを10°C/S以上で冷却した後、1000°C〜Tγ以下で加熱した後、熱間圧延を行う製造方法。ここで、δ(cal)=3Creq-2.8Nieq -19.8。 Tγ=(105+Nieq-39.9Creq)/(0.07-1.95×10<SP>-3</SP>Creq)。Creq=Cr+1.5Si +Mo+0.5(Nb+Ti)。Nieq=Ni+0.5Mn +0.5Cu +30C +30N 。
Claim (excerpt):
重量%で、C :0.002〜0.08%、Si:2.0%以下、Mn:10%以下、P :0.040%以下、S :0.008%以下、O :0.005%以下、Cr:16〜35%、Ni:7〜50%、Mo:0.01〜8%、Cu:0.01〜4%、N :0.003〜0.3%で残部がFeと不可避的不純物からなり、δ(cal)=3(Cr+1.5×Si+Mo+0.5×Nb+0.5×Ti)-2.8(Ni+0.5×Mn+0.5×Cu)-84(C+N)-19.8で示されるδ(cal)が-7.5<δ(cal)≦4で、連続鋳造時のスラブ表面の冷却が1400°Cから1200°Cまでを平均冷却速度で30°C/S以下、1200°Cから500°Cまでの平均冷却速度を10°C/S以上であり、スラブ表層のオッシレーションマーク谷部に存在する平均Ni濃度より1.15倍以上濃化したNi偏析帯深さがオッシレーションマーク谷から200μm以下であるスラブを、熱間圧延に際し1000°C以上かつTγ(°C)=(105+Nieq-3.9×Creq)/(0.07-1.95×10<SP>-3</SP>×Creq)以下の温度T(°C)で加熱し、(ここで、Creq=Cr(%)+1.5×Si(%)+Mo(%)+0.5×Nb(%)+0.5×Ti(%)Nieq=Ni(%)+0.5×Mn(%)+0.5×Cu(%)+30×C(%)+30×N(%))スラブ表面の均熱時間をK=10<SP>m </SP>分以上とした後、(ここで、 m=3.22log{(Creq×δs)/T}+5.25δs=0.6×δ(cal)+4.5)熱間圧延を行うことを特徴とする熱間圧延で表面疵の発生しないCr-Ni系ステンレス合金の製造方法。
IPC (5):
C21D 8/00 ,  C21D 6/00 102 ,  C21D 9/00 101 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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