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J-GLOBAL ID:200903075076508246
鋼管柱の劣化診断方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
志賀 富士弥
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991288265
Publication number (International publication number):1993126804
Application date: Nov. 05, 1991
Publication date: May. 21, 1993
Summary:
【要約】【目的】 従来、撤去してからでなければ測定できなかった土壌と接触している部分の鋼管柱の腐食等の状態を使用中のまま地上部から簡便に診断する。【構成】 鋼管柱3の足場釘固定用の穴8から超音波探触子1とゴム製の風船2を鋼管柱3の内部へ挿入し、風船2をポンプ4により膨らますことによって超音波探触子1を鋼管柱3の内面側に接触させ、これを駆動して鋼管柱3の鋼板部等に超音波を与える。これにより鋼管柱3外面側,内面側で多重反射した超音波をその超音波探触子1で受信し、多重反射した超音波の周期性等を演算部6にて演算し、予め別に求めておいた腐食量と受信して得られた超音波データを比較することにより、減肉厚さ,鋼管柱3外面側の劣化状況を求め、鋼管柱3を掘り起こしたりすることなく、その地中部の腐食を決定する。このような簡便な方法により、作業性の悪さを改善する。
Claim (excerpt):
使用中の鋼管柱のうち、土壌中に埋設されている部分の外面側の腐食を診断する方法であって、第1の過程で、足場釘固定用の穴から鋼管柱の内部に超音波探触子とゴム製の風船を挿入し、第2の過程で、前記ゴム製の風船内に前記鋼管柱の外部より空気を入れて該風船を膨らませることにより、前記超音波探触子を該鋼管柱内面に接触させ、第3の過程で、前記鋼管柱の足場釘固定用の穴に通したコードを介して該鋼管柱外に設けた超音波装置本体から前記超音波探触子へ送った電気パルスにより該超音波探触子を駆動させて超音波を該鋼管柱内面側から該鋼管柱外面側へ伝達させ、第4の過程で、前記鋼管柱外面側と内面側で多重反射した超音波を前記超音波探触子で受信し、第5の過程で、前記第4の過程で受信観測した受信波形の繰り返し周波数を算出しあるいは受信波形のS/Nが悪い場合は該受信波形の周波数解析により求めた周波数分布の半値幅を算出し、第6の過程で、予め、前記鋼管柱の腐食していない地上部と地中部の前記受信波形のパワー値の比から腐食面積率を、前記周波数分布の半値幅から腐食粗さを、前記繰り返し周波数から肉厚を算出し、第7の過程で、別に求めておいた腐食面積率,腐食粗さ,肉厚の腐食劣化度と前記第6の過程で求めた前記鋼管柱のそれらの値を比較し、該鋼管柱の地中部の外面側の腐食を決定することを特徴とする鋼管柱の劣化診断方法。
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