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J-GLOBAL ID:200903075102400688

ショックアブソーバのための電気制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 長谷 照一 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994019424
Publication number (International publication number):1995228114
Application date: Feb. 16, 1994
Publication date: Aug. 29, 1995
Summary:
【要約】【目的】 ショックアブソーバの減衰係数を切り替え制御することにより、車両旋回時の操安性を良好にする。【構成】 車体のヒーブ速度X1、ピッチ角速度X2及びロール角速度X3を、ストローク速度Y1〜Y4とショックアブソーバ12a〜12dの設定減衰力F1〜F4を用いたカルマンフィルタ演算により推定する(ステップ106)。ヨーレートγ、車速V及び操舵角θf に基づいて、実ヨーレートが目標ヨーレートに等しくなるように、前後輪の目標ロール剛性配分比を決定する(ステップ108)。前記各速度X1,X2,X3に対して所定の減衰力を付与するとともに、前後輪のロール剛性配分が目標ロール剛性配分になるように減衰力F1〜F4を決定する(ステップ110)。折れ線近似を用いたストローク速度-減衰力特性にしたがって、ショックアブソーバ12a〜12dの減衰係数を切り替え制御する(ステップ112〜120)。
Claim (excerpt):
各車輪と車体との間にそれぞれ介装され電気的に制御されて減衰係数を複数の切り替え段のいずれかに切り替え可能なショックアブソーバのための電気制御装置において、車体のヒーブ速度、ピッチ角速度及びロール角速度をそれぞれ検出するばね上状態量検出手段と、車両の旋回走行状態量を検出する旋回走行状態量検出手段と、各車輪位置における車体の各車輪に対するストローク速度をそれぞれ検出するストローク速度検出手段と、前記検出した車両の旋回走行状態量に基づいて車体の実ヨーレートが目標ヨーレートになるように前輪と後輪との目標ロール剛性配分比を決定するロール剛性配分比決定手段と、前記検出したヒーブ速度、ピッチ角速度及びロール角速度と前記決定した目標ロール剛性配分比とに基づいて、同ヒーブ速度、ピッチ角速度及びロール角速度に対して所定の減衰力を付与するとともに、前輪と後輪とのロール剛性配分比を同決定した目標ロール剛性配分比になるような各ショックアブソーバの目標減衰力を計算する減衰力計算手段と、前記検出した各ストローク速度及び前記計算した各目標減衰力に基づいて各ショックアブソーバの切り替え段を決定する切り替え段決定手段と、各ショックアブソーバの減衰係数を前記決定した切り替え段に制御する制御手段とを備えたことを特徴とするショックアブソーバのための電気制御装置。

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