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J-GLOBAL ID:200903075217414780
アダマンタン誘導体及びその製造方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
鍬田 充生
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998053921
Publication number (International publication number):1999106360
Application date: Mar. 05, 1998
Publication date: Apr. 20, 1999
Summary:
【要約】【課題】 ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、ヒドロキシメチル基、イソシアナト基などの官能基とともに、ヒドロキシル基を有するアダマンタン誘導体を効率よく得る。【解決手段】 式(2)で表されるイミド化合物(N-ヒドロキシフタルイミドなど)、又はこのイミド化合物及び助触媒(遷移金属化合物など)の存在下、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、ヒドロキシメチル基、イソシアナト基などの官能基を有するアダマンタン誘導体を酸素酸化する。【化1】(式中、R1 及びR2 は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基を示し、R1 及びR2 は互いに結合して二重結合、または芳香族性又は非芳香族性の環を形成してもよい。YはO又はOH、n=1〜3)
Claim (excerpt):
下記式(1)で表されるアダマンタン誘導体又はその塩。【化1】(式中、X1 は保護基により保護されていてもよいヒドロキシル基を示し、X2はニトロ基、保護基により保護されていてもよいアミノ基又はN-置換アミノ基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基により保護されていてもよいカルボキシル基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシメチル基、またはイソシアナト基を示す。(i)X2 がニトロ基であるとき、X3 、X4 は同一又は異なって、水素原子、アルキル基、ニトロ基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基により保護されていてもよいアミノ基又はN-置換アミノ基、保護基により保護されていてもよいカルボキシル基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシメチル基、またはイソシアナト基である。ただし、X1 がヒドロキシル基のとき、X3 、X4 は同時に水素原子ではない。(ii)X2 が保護基により保護されていてもよいアミノ基又はN-置換アミノ基であるとき、X3 、X4 は同一又は異なって、水素原子、アルキル基、保護基により保護されていてもよいアミノ基又はN-置換アミノ基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基により保護されていてもよいカルボキシル基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシメチル基、またはイソシアナト基である。ただし、X1 がヒドロキシル基のとき、X3 、X4 は同時に水素原子、アルキル基ではない。(iii)X2 が保護基により保護されていてもよいヒドロキシル基であるとき、X3 、X4 は同一又は異なって、水素原子、アルキル基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシル基、保護基により保護されていてもよいカルボキシル基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシメチル基、またはイソシアナト基である。ただし、X1 がヒドロキシル基又は飽和脂肪族アシルオキシ基であり、且つX2 がヒドロキシル基又は飽和脂肪族アシルオキシ基のとき、X3 、X4 は同時に水素原子、アルキル基ではない。また、X1 、X2 がともにヒドロキシル基であるとき、X3 とX4 は水素原子と保護基により保護されていてもよいカルボキシル基との組み合わせではない。(iv)X2 が保護基により保護されていてもよいカルボキシル基であるとき、X3 、X4 は同一又は異なって、水素原子、アルキル基、保護基により保護されていてもよいカルボキシル基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシメチル基、またはイソシアナト基である。ただし、X1 がヒドロキシル基または飽和脂肪族アシルオキシ基のとき、X3 、X4 は同時に水素原子、アルキル基ではなく、またX3 とX4 は水素原子とアルキル基との組み合わせではない。(v)X2 が保護基により保護されていてもよいヒドロキシメチル基であるとき、X3 、X4 は同一又は異なって、水素原子、アルキル基、保護基により保護されていてもよいヒドロキシメチル基、またはイソシアナト基である。ただし、X1 がヒドロキシル基のとき、X3 、X4 は同時に水素原子ではない。(vi)X2 がイソシアナト基であるとき、X3 、X4 は同一又は異なって、水素原子、アルキル基、またはイソシアナト基である。ただし、X1 がヒドロキシル基のとき、X3 、X4 は同時に水素原子ではない)
IPC (16):
C07C 35/37
, B01J 31/02 102
, C07C 29/48
, C07C 61/135
, C07C 62/14
, C07C 62/24
, C07C 69/12
, C07C 69/21
, C07C 69/757
, C07C 69/96
, C07C201/12
, C07C205/18
, C07C231/10
, C07C235/40
, C07C271/34
, C07B 61/00 300
FI (16):
C07C 35/37
, B01J 31/02 102 Z
, C07C 29/48
, C07C 61/135
, C07C 62/14
, C07C 62/24
, C07C 69/12
, C07C 69/21
, C07C 69/757 Z
, C07C 69/96 Z
, C07C201/12
, C07C205/18
, C07C231/10
, C07C235/40
, C07C271/34
, C07B 61/00 300
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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特開昭63-307844
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酸化触媒およびそれを用いた酸化方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平6-201434
Applicant:ダイセル化学工業株式会社, 石井康敬
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
-
Zh.Anal.Khim., 1989, 44(9), 1689-1690
-
Zh.Org.Khim., 1996, 32(7), 1030-1035
-
Tetrahedron Letters, 1996, 37(28), 4993-4996
-
Helvetica Chimica Acta, 1988, 71(6), 1502-1507
-
Tetrahedron Letters, 1990, 31(21), 3067-3070
-
Tetrahedron Letters, 1967, 19, 1841-1843
-
Chem.Ber., 1968, 101, 564-573
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