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J-GLOBAL ID:200903075417931339

放射性廃棄物固化体の放射能評価方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 須山 佐一 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991179531
Publication number (International publication number):1993027044
Application date: Jul. 19, 1991
Publication date: Feb. 05, 1993
Summary:
【要約】【目的】 放射性廃棄物固化体に含まれる放射性核種毎の放射能を非破壊測定にて容易に絶対値定量することができ、従来に較べて安全性の向上を図ることのできる放射性廃棄物固化体の放射能評価方法を提供する。【構成】 模擬ガラス固化体を回転させながらγ線スペクトル測定を行い、回転平均計数率を測定する。次に、模擬ガラス固化体を高さ方向に移動し再び回転平均計数率を測定する。この高さ方向への移動と回転測定を繰り返すことにより、計数率の高さ方向の分布を得る。次に、高さ方向平均の計数率を、線源の単位時間あたりのγ線発生量とその半径位置でのγ線コリメータから挑むことができる面積で除することで、任意半径方向位置における単位面積あたりの検出効率を得る。この後、線源の半径方向の位置を変え、上記測定および解析を繰り返し、半径方向の検出効率分布を得、模擬ガラス固化体中から放出されるγ線に対する単位体積あたりの平均的な検出効率を求める。
Claim (excerpt):
内部に放射能濃度既知のRI線源を配置可能に構成され、かつ、このRI線源の位置を複数の箇所に移動可能に構成された放射能校正用模擬供試体を回転させつつ放出γ線の計測を行い、放射性核種に対するγ線の検出効率を求める工程を、前記放射能校正用模擬供試体内の前記RI線源の位置を変えながら繰り返し行って検出効率分布を求め、この検出効率分布から単位体積あたりの平均的な放射能検出効率を導出し、この後、評価対象の放射性廃棄物固化体のγ線の計測を行い、この計測結果を前記単位体積あたりの平均的な放射能検出効率によって補正することを特徴とする放射性廃棄物固化体の放射能評価方法。
IPC (2):
G01T 7/00 ,  G01T 1/167

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