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J-GLOBAL ID:200903075521604579

磁気抵抗効果型薄膜磁気素子を備えた薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 志賀 正武 (外8名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999019116
Publication number (International publication number):2000215419
Application date: Jan. 27, 1999
Publication date: Aug. 04, 2000
Summary:
【要約】【課題】 本発明は、フリー磁性層を単磁区化するための縦バイアス磁界を印加できる機構を採用しながら、縦バイアス磁界の印加を確実に行い得、構造的に製造し易く、特性の安定した磁気抵抗効果型薄膜磁気素子を備えた薄膜磁気ヘッドとその製造方法の提供を目的とする。【解決手段】 本発明は、反強磁性層2と固定磁性層3と非磁性導電層4とフリー磁性層5とを具備してなる積層体S1を有し、積層体の両側に設けられた軟磁性層6Bと軟磁性層に積層されて軟磁性層に一方向性交換結合を生じさせフリー磁性層にバイアス磁界を作用させる副反強磁性層6Cと導電層8とを有して構成された磁気抵抗効果型薄膜素子を磁気情報の読出素子として備え、反強磁性層が熱処理により一方向性交換結合を示して固定磁性層の磁化を固定し、副反強磁性層が熱処理を要することなく成膜のままで一方向性交換結合を生じるものである。
Claim (excerpt):
反強磁性層と、この反強磁性層に接して形成されてこの反強磁性層による交換結合磁界により一定方向に磁化が固定された固定磁性層と、前記固定磁性層に非磁性導電層を介し形成されて前記固定磁性層の磁化方向と交差する方向に磁化が揃えられたフリー磁性層とを具備してなる積層体を有し、この積層体の両側に積層体を挟んで設けられた軟磁性層とこの軟磁性層に積層されて該軟磁性層に一方向性交換結合を生じさせ前記フリー磁性層にバイアス磁界を作用させる副反強磁性層と導電層とを有して構成された磁気抵抗効果型薄膜素子を磁気情報の読出素子として備え、前記反強磁性層が熱処理により一方向性交換結合を示して固定磁性層の磁化を固定するものであり、前記副反強磁性層が熱処理を要することなく成膜のままで一方向性交換結合を生じるものであることを特徴とする磁気抵抗効果型薄膜磁気素子を備えた薄膜磁気ヘッド。
F-Term (7):
5D034BA05 ,  5D034BA09 ,  5D034BA15 ,  5D034BB12 ,  5D034CA04 ,  5D034CA08 ,  5D034DA07

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