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J-GLOBAL ID:200903075603032816

キメラ型サイトカインおよびその利用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 清水 初志
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996519191
Publication number (International publication number):1999501506
Application date: Dec. 12, 1995
Publication date: Feb. 09, 1999
Summary:
【要約】酵素的に不活性であり、かつサイトカインの循環血中半減期を増加させるポリペプチドを融合させたサイトカインを有するキメラタンパク質を開示する。このキメラタンパク質は、患者における敗血性ショック、肉芽腫性疾患、I型糖尿病、および種々の癌(例えば多発性骨髄腫)を含む種々の疾患の治療、抑制、または予防に有用である。
Claim (excerpt):
1.ヒトの体内で酵素的に不活性であり、かつインビボにおけるサイトカインの循環血中半減期を少なくとも2倍に増加させるポリペプチドに結合した該サイトカインを含む、キメラタンパク質。2.酵素的に不活性なポリペプチドがインビボにおけるサイトカインの循環血中半減期を少なくとも10倍に増加させる、請求項1記載のキメラタンパク質。3.酵素的に不活性なポリペプチドがIgGのヒンジ領域を含む、請求項1記載のキメラタンパク質。4.酵素的に不活性なポリペプチドがアルブミンを含む、請求項1記載のキメラタンパク質。5.酵素的に不活性なポリペプチドがIgG分子のFc領域を含み、かつIgG重鎖の可変領域を欠く、請求項1記載のキメラタンパク質。6.酵素的に不活性なポリペプチドがさらにIgGのヒンジ領域を含む、請求項5記載のキメラタンパク質。7.Fc領域が溶解性である、請求項5記載のキメラタンパク質。8.Fc領域が補体結合およびタンパク質によるFc受容体との高親和性結合を抑制する変異を含む、請求項5記載のキメラタンパク質。9.サイトカインが、インターロイキン、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子、顆粒球コロニー刺激因子、インターフェロンα、インターフェロンβ、およびインターフェロンγを含む群から選択される、請求項1記載のキメラタンパク質。10.サイトカインが腫瘍壊死因子である、請求項1記載のキメラタンパク質。11.インターロイキンがIL-10である、請求項9記載のキメラタンパク質。12.インターロイキンがIL-6である、請求項9記載のキメラタンパク質。13.インターロイキンがIL-4である、請求項9記載のキメラタンパク質。14.インターロイキンがIL-1、IL-2、IL-3、IL-5、IL-7、IL-8、IL-9、IL-12、およびIL-15を含む群から選択される、請求項9記載のキメラタンパク質。15.薬学的に許容される担体を混合した請求項1記載のキメラタンパク質を含む、治療用組成物。16.患者の肉芽腫形成を抑制するための医療用製剤におけるIL-10/Fcの利用。
IPC (14):
C12N 15/09 ,  A61K 38/00 ADS ,  A61K 38/21 ADU ,  A61K 39/395 ,  C07K 14/52 ,  C07K 14/525 ,  C07K 14/535 ,  C07K 14/54 ,  C07K 14/555 ,  C07K 14/76 ,  C07K 16/18 ,  C07K 19/00 ,  C12N 15/02 ,  C12P 21/02
FI (14):
C12N 15/00 A ,  A61K 39/395 M ,  C07K 14/52 ,  C07K 14/525 ,  C07K 14/535 ,  C07K 14/54 ,  C07K 14/555 ,  C07K 14/76 ,  C07K 16/18 ,  C07K 19/00 ,  C12P 21/02 C ,  A61K 37/02 ADS ,  A61K 37/66 ADU ,  C12N 15/00 C
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • J.Am.Soc.Nephrology, 1993, Vol.4, No.3, p.636, 66P
  • Journal of General Virology, 1981, Vol.53, pp.389-392

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