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J-GLOBAL ID:200903075670220791

受動型赤外線検知装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西田 新
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993226058
Publication number (International publication number):1995084065
Application date: Sep. 10, 1993
Publication date: Mar. 31, 1995
Summary:
【要約】【目的】 検知エリアの状況に係わらず、小動物が検知エリア内のどの位置に侵入しても、これによる誤検知動作を確実に防止できる受動型赤外線検知装置を提供する。【構成】 人体検知用赤外線検出素子群aおよび小動物検知用赤外線検出素子群bを設け、素子群aには、鉛直方向検知エリア列Av が平行に2列状に並んだ検知エリア群Ah を、素子群bには、マトリクス状の検知エリア群Am を設定し、エリア群Ah からの赤外線検出出力は各鉛直列Av 内のものを同極性で合計し、各列の合計値を逆極性で合計する第1の回路手段cと、エリア群Am からの出力は互いに水平方向に隣接するものは同極性、鉛直方向に並ぶものについては均一な赤外線が放射されているときに合計により各出力が相殺されるような極性のもとに合計する第2の回路手段dと、第1と第2の回路手段cとdの各出力のピーク値または絶対値の差または比を演算する演算手段eを設け、演算手段eの出力を検知レベルと比較するように構成する。
Claim (excerpt):
所定の検知エリアからの放射赤外線を光学系により集光して赤外線検出素子に導き、その赤外線検出器の出力が検知レベル以上となったとき検知信号を出力するよう構成された受動型赤外線検知装置において、上記赤外線検出素子は、それぞれが少なくとも1つの検知エリアを設定できる複数の人体検知用赤外線検出素子群および複数の小動物検知用赤外線検出素子群とからなり、上記人体検知用赤外線検出素子群に設定される検知エリア群は、その全体で、鉛直方向に所定の間隙を隔てた複数の検知エリアからなる鉛直方向検知エリア列が、互いに所定の間隙を開けて平行に並んだ2列状の検知エリア群を形成し、上記小動物検知用赤外線検出素子群に設定される検知エリア群は、その全体で鉛直方向および水平方向に所定の間隙を開けたマトリクス状の検知エリア群を形成し、上記人体検知用赤外線検出素子群による各鉛直方向検知エリア列内の各検知エリアからの赤外線の検出出力を、同列内のものは同極性のもとに合計し、かつ、その各列の合計値を逆極性のもとに合計する第1の回路手段と、上記小動物検知用赤外線検出素子群による各検知エリアからの赤外線の検出出力を、互いに水平方向に隣接するエリアのものは同極性とし、かつ、鉛直方向に並ぶエリアのものについては、その全体から均一な赤外線が放射されているときにその各検出出力がその合計によって相殺されるような極性として合計する第2の回路手段と、その第1および第2の回路手段の各出力のピーク値または絶対値の差または比を算出する演算手段と、を有し、その演算手段の出力が上記検知レベル以上になったときに検知信号を出力するよう構成されていることを特徴とする受動型赤外線検知装置。
IPC (3):
G01V 8/12 ,  E05F 15/10 ,  G01V 1/02

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