Pat
J-GLOBAL ID:200903075862670928
エチレン・α-オレフィン・7-メチル-1,6-オクタジエン共重合体ゴム組成物
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
鈴木 俊一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992275870
Publication number (International publication number):1994128427
Application date: Oct. 14, 1992
Publication date: May. 10, 1994
Summary:
【要約】【構成】 本発明のゴム組成物は、特定のジルコニウム等の第IVB族遷移金属触媒成分を含有する第IVB族遷移金属触媒系触媒を用いて製造されたエチレンとα- オレフィンと7- メチル-1,6-オクタジエンとからなるランダム共重合体ゴムと、共役ジエン系ゴムとからなり、該共重合体ゴムは、エチレンとα- オレフィンとのモル比、ジエン含量、極限粘度[η]、13C-NMRスペクトルにおけるTαβのTααに対する強度比D、各モノマーの分布状態を表わす指標であるB値、およびガラス転移温度が特定の範囲にある。【効果】 上記共重合体ゴムは、共役ジエン系ゴムと極めて良好な共加硫性を示すので、本発明のゴム組成物は、共役ジエン系ゴムの本来的に有する優れた機械的特性および耐油性を保持するとともに、低温柔軟性、耐摩耗性、耐疲労性、耐候性、耐オゾン性および耐熱老化性に優れた加硫ゴムを提供することができる。
Claim (excerpt):
エチレンと、α- オレフィンと、7- メチル-1,6-オクタジエンとからなるランダム共重合体ゴム(1)と、共役ジエン系ゴム(2)とからなるゴム組成物であって、(i)該ランダム共重合体ゴム(1)におけるエチレンとα- オレフィンとのモル比(エチレン/α- オレフィン)が40/60〜90/10の範囲にあり、(ii)該ランダム共重合体ゴム(1)における7- メチル-1,6-オクタジエン含量が0.4〜25モル%の範囲にあり、(iii)該ランダム共重合体ゴム(1)の135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.1dl/g<[η]<8dl/gで表わされる範囲にあり、(iv)該ランダム共重合体ゴム(1)の<SP>13</SP>C-NMRスペクトルにおけるTαβのTααに対する強度比D(=Tαβ/Tαα)が0.5以下であり、(v)該ランダム共重合体ゴム(1)の<SP>13</SP>C-NMRスペクトルおよび下記の式から算出して求めたB値が1.00〜1.50であり、(vi)該ランダム共重合体ゴム(1)のDSCで求めたガラス転移温度Tgが-53°C以下であることを特徴とするエチレン・α- オレフィン・7- メチル-1,6-オクタジエン共重合体ゴム組成物;B=P<SB>OE</SB>/(2P<SB>E</SB>・P<SB>O</SB>)[式中、P<SB>E</SB> は、ランダム共重合体ゴム(1)中の7- メチル-1,6-オクタジエン成分に由来するエチレン単位を除いたエチレン成分の含有モル分率であり、P<SB>O</SB> は、ランダム共重合体ゴム(1)中のα- オレフィン成分の含有モル分率であり、P<SB>OE</SB>は、ランダム共重合体ゴム(1)における全ダイアド(dyad)連鎖数に対するα- オレフィン・エチレン連鎖数の割合である]。
IPC (2):
C08L 23/08 LCB
, C08L 9/00 LBG
Return to Previous Page