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J-GLOBAL ID:200903075948855327

スペクトラム拡散方式の通信装置および同期捕捉方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 勝男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996039299
Publication number (International publication number):1997232995
Application date: Feb. 27, 1996
Publication date: Sep. 05, 1997
Summary:
【要約】【課題】送信側と受信側の拡散符号に無視できない周波数誤差が存在する場合でも拡散符号の同期捕捉を迅速に達成する。【解決手段】受信側で、拡散符号(PN符号)の位相をビット周期で一定量ずつスライドしながら、所定の位相範囲について相関値が最大となる最適位相Pmaxの検出動作を行う。Pmaxの前後にΔLの幅をもつ狭められた位相範囲を設定し、その始点にPN符号の位相を高速にシフトした後、次のスライディングサーチを実行し、ΔLが閾値以下になるまで同様のサーチを繰返す。ΔLが閾値以下になった時点で同期捕捉が完了する。サーチ過程で最適位相のシフト方向を記憶しておき、同期が外れた場合は、受信側のPN符号を所定の方向に1チップ分シフトして再び同期状態に戻す。【効果】受信側に比較的精度の低い発振器を適用できるため、携帯端末を安価にできる。
Claim (excerpt):
拡散符号の位相をビット周期で所定量ずつスライドしながら受信信号と上記拡散符号との間の相関値を判定することによって、所定の位相範囲について相関値が最大となる最適位相Pmaxをサーチした後、送受信装置間の周波数誤差に起因して生ずる上記Pmaxの位相ずれ量ΔLと上記Pmaxの値に応じて決まる新たな位相範囲を設定し、該位相範囲が所定の閾値に達する迄は、上記新たな位相範囲について上記位相スライドによる最適位相Pmaxのサーチを繰り返すようにしたことを特徴とする同期捕捉方法。
IPC (2):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C

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