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J-GLOBAL ID:200903076103112526

ロケット室を製作する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 木村 正巳
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995331210
Publication number (International publication number):1996210184
Application date: Nov. 28, 1995
Publication date: Aug. 20, 1996
Summary:
【要約】【課題】 ロケット推力室を製作する方法において、隣接する冷却材管間を簡単な方法で確実に結合できるようにすること。【解決手段】 複数の冷却材管20が構造用ジャケット10内に取付けられて管群を形成すると共に、ライナ30が管群内に挿入され、これにより管20はジャケット10とライナ30との間に挟まれる。そして、管20は高い内部圧力にさらされて膨らむと共に、ライナ30も同時に同じ高圧力にさらされ、これにより管20が隣接する他の管20、ライナ30及びジャケット10に強制的に緊密に接触させられる。これらの管20、ライナ30及びジャケット10は、それから、超音波振動にさらされ、管20とジャケット10とは結合して一体構造物となる。ライナ30は、管20に結合されるか、又は管20には結合されずに取り除かれる。
Claim (excerpt):
管状通路を有するロケット室を製作する方法において、第1の端、この第1の端と反対側の第2の端、外表面及び結合材料で被覆されている内表面を有する構造用ジャケットであって、更に、前記第1の端及び第2の端にそれぞれ隣接してジャケットを通して延びる複数の第1の穴及び第2の穴を有するジャケットを作り、それから、結合材料から成る外表面を有する複数の管を前記ジャケット内に配置して、各管の第1の管端を前記第1の穴のひとつに位置させると共に、各管の第2の管端を前記第2の穴のひとつに位置させて、管群を形成し、それから、前記ジャケットをその第1及び第2の各穴で各管端に溶接して密封し、これによりジャケットの内表面と外表面とが第1及び第2の穴を通して連通するのを防止し、それから、結合材料で被覆されていると共に、ライナを通して延びるパージ穴及びこのパージ穴に接続されているパージ管路を有する前記ライナを前記管群内に配置し、それから、前記ジャケットの第1及び第2の端の周囲を前記ライナに溶接して密封し、これにより前記ライナ、ジャケット及び各管の外側により制限されると共にジャケットの外表面に前記パージ管路を通してのみ連通する隔離容積部を限定し、それから、この隔離容積部を排気すると共に、前記パージ管路を密封し、それから、前記ジャケット、管及びライナから成る組立体をコールドアイソスタティック圧力室内に置いて、この圧力室の圧力を管の塑性又は超塑性変形が生じる圧力まで昇圧し、これより各管を膨らませて、他の直接に隣接する管、ジャケットの内表面及びライナに緊密に接触させると共に、ライナを同時に膨らませて管に緊密に接触させ、その後前記組立体を、各管とこの管に接触している他の直接に隣接する管、ライナ及びジャケットの内表面との接触部分で変形を生じさせるのに十分な周波数及び振幅で、超音波振動にさらし、前記変形により前記接触部分で原子結合を生じさせるようにしたことを特徴とする方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
  • 特開昭62-174554
  • 特公昭48-038082
  • 特開昭60-040766

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