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J-GLOBAL ID:200903076278835580

ダムの計画最大放流制御方法及び制御装置、並びにこれを利用したダムの放流設備

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高崎 芳紘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993289457
Publication number (International publication number):1995138930
Application date: Nov. 18, 1993
Publication date: May. 30, 1995
Summary:
【要約】【目的】 貯水位を予測しながら流量補正値を自動的に算出し、ダムの洪水時における計画最大放流量を限度とした最適な自動放流制御を可能にする。【構成】 ダムの放流設備において、ダムに貯水された水をゲート駆動装置5によりゲート3を開いて下流に放流する放流設備制御装置1は、水位計2により計測されるダムの貯水位の変化を予測し、放流量の変動量を算出し、この値を用いて流量補正値を自動的に算出する流量補正値自動算定部12cを備え、既定のダムの計画最大放流量から流量補正値を減算することにより目標放流量を求めてゲート3の開度を決定する放流設備制御装置1を備えている。【効果】 ダムの洪水時の制御方式の一つとして行われている計画最大放流制御において、従来は操作員が流況を判断して設定していた流量補正値を、自動算定が可能にすることにより、操作員の負荷を低減し、かつ、計画最大放流量を限定とした最適な放流、及び、ダム貯水池への貯留が可能となる。
Claim (excerpt):
ダムに貯水された水を、ダムのゲートを開いて下流に放流する放流制御方法であって、洪水時におけるダムからの計画最大放流量分の流量を一定に保つように所定の周期毎にゲ-ト操作して計画最大放流を制御するダムの計画最大放流制御方法において、次の制御周期でのダムの貯水位位置(HN)を予測することにより、次の制御周期までに変動する放流量(ΔQN)を算出し、この算出した予測変動放流量に基づいて目標放流量(QM)を決定して制御することを特徴とするダムの計画最大放流制御方法。
IPC (3):
E02B 7/20 105 ,  G05B 17/02 ,  G05D 7/06

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