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J-GLOBAL ID:200903076318370780

フリーラジカル重合方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中島 淳 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995303957
Publication number (International publication number):1996208730
Application date: Nov. 22, 1995
Publication date: Aug. 13, 1996
Summary:
【要約】【課題】 超音波エネルギーを用い、低い温度、例えば約40〜約100°C、更に詳しくは約50〜約70°Cを選択することのできる、狭い多分散性の熱可塑性樹脂生成物を与えるフリーラジカル重合反応法を提供する。【解決手段】 フリーラジカル開始剤と、安定なフリーラジカル試薬と、少なくとも1つの重合性単量体化合物とからなる第1の混合物を加熱し、第1の中間生成物樹脂を形成し、この第1混合物を冷却し、次いで、第1中間生成物樹脂を単離する。この第1中間生成物樹脂に対し、少なくとも1つの重合性単量体化合物を含む第2の混合物を添加する。ここで第1と第2の混合物中の前記単量体化合物は異なる。かくして組み合わされた混合物が形成され、この混合物を加熱し、第1中間生成物樹脂と第2の単量体とから形成された熱可塑性樹脂を含む第3混合物を形成する。これを冷却しこの混合物から前記熱可塑性樹脂を単離する。
Claim (excerpt):
熱可塑性樹脂の調製のためのフリーラジカル重合方法において、フリーラジカル開始剤と、安定なフリーラジカル試薬と、少なくとも1つの重合性単量体化合物とからなる第1の混合物を加熱し、第1の中間生成物樹脂を形成し、前記第1の混合物を冷却し、前記第1の中間生成物樹脂を単離し、前記第1の中間生成物樹脂に対し、少なくとも1つの重合性単量体化合物を含む第2の混合物を添加し、ここで前記第2の混合物の前記重合性単量体化合物は、前記第1の混合物の前記重合性単量体化合物と異なり、かくして組み合わされた混合物が形成され、前記組み合わされた混合物を加熱し、前記第1の中間生成物樹脂と添加した前記第2の単量体とから形成された第1の生成物樹脂からなる熱可塑性樹脂を含む第3の混合物を形成し、前記第3の混合物を冷却し、前記第3の混合物から前記熱可塑性樹脂を単離し、必要に応じて、前記熱可塑性樹脂を洗浄し、更に乾燥し、ここで、前記加熱は、超音波放射の存在下で約40〜約100°Cの温度で行う、フリーラジカル重合方法。

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