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J-GLOBAL ID:200903076653203880
光学活性2-メチルピペラジンの製造法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
内田 明 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996078476
Publication number (International publication number):1997268181
Application date: Apr. 01, 1996
Publication date: Oct. 14, 1997
Summary:
【要約】【課題】 安価なラセミ-2-メチルピペラジンを原料とし新たな光学分割剤を用いて、それ自体医薬または農薬として或いはそれらの合成原料として有用な光学活性2-メチルピペラジンを工業的に有利に製造する方法を提供することを目的とする。【解決手段】 低級アルコール、低級ケトン若しくはそれらの任意の混合溶媒中、光学純度0〜98%の2-メチルピペラジン1当量と光学活性な2-フェノキシプロピオン酸2〜3当量を反応させることによって、難溶性ジアステレオマー塩として光学活性2-メチルピペラジニウム-フェノキシプロピオネートを得、得られたジアステレオマー塩を低級アルコール性媒体中、当量若しくは小過剰量のアルカリと接触させて複分解させることを特徴とする光学的に純粋なS-(+)又はR-(-)-2-メチルピペラジンを製造する方法。
Claim (excerpt):
低級アルコール、低級ケトン若しくはそれらの任意の混合溶媒中、光学純度0〜98%の2-メチルピペラジン1当量と光学活性な2-フェノキシプロピオン酸2〜3当量を反応させることによって、難溶性ジアステレオマー塩として光学活性2-メチルピペラジニウム-フェノキシプロピオネートを得、得られたジアステレオマー塩を低級アルコール性媒体中、当量若しくは小過剰量のアルカリと接触させて複分解させることを特徴とする光学的に純粋なS-(+)又はR-(-)-2-メチルピペラジンを製造する方法。
IPC (3):
C07D241/04
, C07B 57/00 350
, C07M 7:00
FI (2):
C07D241/04
, C07B 57/00 350
Patent cited by the Patent: