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J-GLOBAL ID:200903076794633225
アルカリ蓄電池用水素吸蔵合金
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
岡田 敬
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993315194
Publication number (International publication number):1994231763
Application date: Dec. 15, 1993
Publication date: Aug. 19, 1994
Summary:
【要約】【目的】 水素吸蔵合金内にホウ素等の副相としての化合物相を生じる添加物を加え、充放電サイクル初期からの放電容量の増大を計り、高率放電特性に優れた合金を提供することにある。【構成】 CaCu5型結晶構造を主体とするMm-Ni系のアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金の組織の中に、CaCu5型結晶構造とは異なる結晶構造を有する化合物相の粒塊が偏析していると、水素吸蔵合金として均質性が保てなくなる。この状態で、電極の充放電などにより水素が吸蔵、放出されると、合金に応力が発生する。その結果、前記化合物相と、CaCu5型結晶構造を有する相との間で、クラックが発生し、このようにして生じた合金の新しい界面が、電解液との接触を促進するので、電極特性が向上する。但し、この新しい界面の形成も、前記化合物相の分散性が悪く、凝集しているようでは、その添加効果が十分に発揮できない。そこで、本発明では前記化合物相の大きさを10μm3以下に制御することによって、前記化合物の分散性を向上させ、電極特性を大幅に向上させる。
Claim (excerpt):
CaCu5型結晶構造を主体とするMm-Ni系のアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金であって、前記水素吸蔵合金の組織の中に、前記CaCu5型結晶構造とは異なる結晶構造を有する化合物相の粒塊が偏析して存在しており、前記化合物相の粒塊の大きさが10μm3以下であることを特徴とするアルカリ蓄電池用水素吸蔵合金。
Patent cited by the Patent:
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