アーテミシア・アニュア(Artemisiaannua)からアーテミシニン(artemisinin)を単離する方法

Inventor： , , , , , , ,
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：高橋健
Gazette classification：公表公報
Application number (International application number)：2003577873
Publication number (International publication number)：2005526096
Application date： Mar. 25, 2002
Publication date： Sep. 02, 2005
Summary：

【課題】アーテミシア・アニュアから抗マラリア薬であるアーテミシニンを単離する迅速、安全且つ経済的な方法を開発すること。【解決手段】本発明は抗マラリア薬であるアーテミシニンをアーテミシア・アニュアの薬草から単離する方法を提供する。この方法はこの薬草、好ましくは乾燥粉末した薬草をエタノールで抽出する工程、この抽出物を水とヘキサンの間で分配する工程、続いてこのヘキサン相からアーテミシニンの蒸発結晶化により純粋なアーテミシニンを得る工程を含む。上記の分配工程において水性エタノール抽出物が1:1又は2:1の比でヘキサンに分配されるのが好ましい。

Claim (excerpt)：

アーテミシア・アニュア(Artemisia annua)からアーテミシニンを調製する方法であって、 (i) 非水性極性溶媒を用いてアーテミシア・アニュアの植物部分を冷抽出する工程、 (ii) 工程(i)の抽出物を濃縮して該極性溶媒を回収する工程、 (iii) 前述の濃縮した抽出物に水を添加して約80%の水性抽出物を得る工程、 (iv) 炭化水素溶媒を添加して工程(iii)の80%水性抽出物を水層と有機層に分配する工程、 (v) 工程(iv)の溶液から該有機層を分離する工程、 (vi) 工程(v)の有機層を濃縮して油状液体を得る工程、 (vii) 工程(vi)の油状液体に酢酸エチルを添加する工程、 (viii) 従来の色素吸収物質で工程(vii)の溶液を処理して緑色色素沈着を除去する工程、 (ix) 該溶液を濾過して色素吸収物質を除去する工程、並びに (x) 該溶液を蒸発させ、続いて結晶化させて、純粋なアーテミシニンを得る工程、を含む方法。

IPC (2)：

A61K35/78 , A61P33/06

FI (2)：

A61K35/78 T , A61P33/06

F-Term (24)：

4C071AA03 , 4C071AA08 , 4C071BB03 , 4C071BB05 , 4C071CC14 , 4C071EE06 , 4C071FF17 , 4C071GG01 , 4C071HH09 , 4C071KK17 , 4C071LL01 , 4C086AA01 , 4C086AA04 , 4C086CA01 , 4C086NA20 , 4C086ZA38 , 4C088AB29 , 4C088AC01 , 4C088AC05 , 4C088BA08 , 4C088BA10 , 4C088CA11 , 4C088NA20 , 4C088ZB38

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (5)

エルフェラリ,エフエス、エルソーリ,エイチエヌ、1990、米国特許第4,952,603号。
ジェイン,ディシイ、タンドン,エス、バクニ,アールエス、シディクエ,エムエス、カホール,エイピイ、シャルマ,アールピイ、クマール,エス、バタチャルヤ,エイケイ、1999、米国特許第5,955,084号。
ザング,ジェイ、ファン,ディ及びマ,エックス(1994)特許第CN1092073A号。

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Cited by examiner (2)

特許第908460号
特許第6197767号

Article cited by the Patent：

Cited by examiner (5)

PHYTOCHEMISTRY, 199702, V44 N3, P555-557
PLANTA MEDICA, 1988, V54 N5, P475-476
CHEMISTRY OF NATURAL COMPOUNDS, 1987, V23 N4, P512-513, 607-608

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