Pat
J-GLOBAL ID:200903076920524372

球状セラミック焼結体の製造方法及び球状セラミック焼結体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 菅原 正倫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999291607
Publication number (International publication number):2000185976
Application date: Oct. 13, 1999
Publication date: Jul. 04, 2000
Summary:
【要約】【課題】 欠陥が少なく、しかも高能率で製造することができる球状セラミック焼結体と、その製造方法を提供する。【解決手段】 回転する造粒容器内にて、成形用素地粉末層10kの上で成形核体50を転がしながら、該成形核体50の周囲に成形用素地粉末を球状に付着・凝集させて球状成形体80を得るようにする。これにより、成形核体50の周囲に成長する成形用素地粉末の凝集層10aの密度を格段に高めることができる上、形成される凝集層10aには粉末粒子のブリッジング等によるポアや、クラックといった欠陥も少なくなる。そして、このような球状成形体80を焼成すれば、得られる球状セラミック焼結体は、略中心を通る断面を研磨してこれを拡大観察したときに、その中心部に成形核体50に由来する核部が、高密度で欠陥の少ない凝集層10aに由来する外層部との間で、識別可能に形成される。研磨面にこうした組織の現われる焼結体構造とすることで、表層部の欠陥形成割合が小さく、高密度で強度の高い球状セラミック焼結体が実現される。
Claim (excerpt):
セラミック原料となる無機材料粉末(以下、単にセラミック粉末という)を用いて成形用素地粉末を調製する成形用素地粉末調製工程と、造粒容器内に前記成形用素地粉末と成形核体とを投入し、前記造粒容器内にて前記成形核体を転がしながら、該成形核体の周囲に前記成形用素地粉末を球状に付着・凝集させて球状成形体を得る転動造粒成形工程と、その成形体を焼結することにより球状セラミック焼結体を得る焼結工程と、を含むことを特徴とする球状セラミック焼結体の製造方法。
IPC (5):
C04B 35/626 ,  C04B 35/584 ,  C04B 35/64 ,  F16C 33/32 ,  B01J 2/00
FI (5):
C04B 35/58 102 R ,  F16C 33/32 ,  B01J 2/00 A ,  C04B 35/58 102 Y ,  C04B 35/64 L
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特開昭63-101519
  • 窒化アルミニウムの製造方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平9-049307   Applicant:株式会社トクヤマ
  • 転がり軸受
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平9-245943   Applicant:日本精工株式会社

Return to Previous Page