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J-GLOBAL ID:200903076963949857

高効率逆浸透処理の方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 須山 佐一
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998509990
Publication number (International publication number):2000511109
Application date: Aug. 12, 1997
Publication date: Aug. 29, 2000
Summary:
【要約】膜分離装置を経由する水処理のプロセス。供給水から、硬度および非水酸化物によるアルカリ度を非常に低濃度まで、好ましくは弱酸性陽イオン交換樹脂による同時除去により、除去する。その後、供給水中のわずかにイオン化できる成分のイオン化を、供給水のpHを好ましくは約9まで、またはそれ以上まで高めることで実質的に成し遂げる。このようにして、シリカなどの物質のイオン化を高め、(a)膜分離プロセスによるそれらの除去を顕著に増加し、(b)膜プロセスからの排除水流におけるそれらの溶解性を顕著に高める。ホウ素、シリカ、T0Cなどの弱いイオン化物質の透過は、10以上の要因により低下する。ほとんどの半塩水で90%以上の回収率が達成でき、洗浄頻度の実質的な減少も同時に達成できる。この方法は、特に高純水の準備に有用である。このプロセスにおける排除水中のシリカ濃度が、従来の約150ppmから450ppm以上まで増加するとしても(従って回収率が増加)、イオン交換されポリッシングされた透過水中のシリカ汚染の濃度は、顕著に改善される。このプロセスを利用する新しい超純水システム(upw)は、従来のupwシステムに比較して、投資費用が30-50%、運転費用が少なくとも25%減額するであろう。
Claim (excerpt):
溶質含有量の低い生成水流と溶質含有量の高い排除水流をつくるための供給水流の処理のためのプロセスプロセスであって、前記供給水流は、(i)硬度、(ii)アルカリ度、(iii)中性、または中性付近のpHの水溶液でわずかにイオン化している1つ以上の分子種の存在によって特徴づけられ、前記プロセスは、 (a)前記供給水を選択されたpHで所定の濃度要素(concentration factor)まで濃縮する際に、次の1つ以上の工程を任意の順序で達成して、前記供給水のスケール形成傾向を低下させる (i)前記供給水流から硬度を除去する (ii)前記供給水流からアルカリ度を除去する (iii)最初から存在していたあるいは前記硬度除去工程で発生した溶解ガスを前記供給水流から除去する (b)中性または中性付近のpHの水溶液でわずかにイオン化している前記1つ以上の分子種のイオン化を増加させるように、(a)工程からの生成水のpHを、少なくとも約8.5である選択されたpHまで高める、 (c)(b)工程からの生成水を、溶解種の通過を実質的に阻止する膜分離装置に通し (i)前記供給水流を前記所定の濃度要素に濃縮し、 (ii)中性または中性付近のpHの水溶液でわずかにイオン化している前記1つ以上の分子種を実質的に含んでいない生成水流を生成することを特徴とする供給水流の処理のためのプロセス。
IPC (7):
C02F 1/44 ,  B01D 61/04 ,  B01D 61/12 ,  B01D 63/00 ,  C02F 1/32 ,  C02F 1/42 ,  C02F 5/00 610
FI (7):
C02F 1/44 H ,  B01D 61/04 ,  B01D 61/12 ,  B01D 63/00 ,  C02F 1/32 ,  C02F 1/42 A ,  C02F 5/00 610 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)
  • 特開昭62-294484
  • 特公平5-012040
  • 特開昭59-112890
Cited by examiner (5)
  • 特開昭62-294484
  • 特開昭62-294484
  • 特公平5-012040
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