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J-GLOBAL ID:200903077050976686

空気入りタイヤ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 苗村 正 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997266280
Publication number (International publication number):1998175403
Application date: Sep. 30, 1997
Publication date: Jun. 30, 1998
Summary:
【要約】【課題】 シリカ配合によって得られる優れた低転がり抵抗性能及びウエット性能を維持しうるとともに、操縦安定性を損ねることなく車両に発生する静電気を路面に効果的に放電でき、しかもこれらの特性を使用初期から終期にいたり安定して発揮しうる。【解決手段】 トレッド部2を、絶縁性ゴム材22から成りるキャップゴム体15と、その内側に配されるベース層17を含む導電性ゴム材23からなるベースゴム体16で形成する。ベースゴム体16はベース層17からキャップゴム体15を貫通してのびる貫通端子部19を具える。絶縁性ゴム材22は、ジエン系ゴム及び共役ジエン系ポリマーと芳香族ビニル化合物との共重合体の内の一種以上を用いたゴム基材の100重量部に対して、30〜100重量部のシリカと3〜20重量部のカーボンブラックとを含むとともに、導電性ゴム材23は、前記ゴム基材の100重量部に対して、0〜50重量部のシリカと25重量部以上のカーボンブラックとを含む。絶縁性ゴム材22のゴム硬度Hs1を導電性ゴム材23のゴム硬度Hs2以下とする。
Claim (excerpt):
トレッド部からサイドウオール部をへてビード部のビードコアで折り返すカーカス、このカーカスの半径方向外側かつ前記トレッド部の内方に配される補強部材、体積固有抵抗が1×108 Ωcm以上の絶縁性ゴム材から成りかつトレッド部を形成するキャップゴム体、及びこのキャップゴム体のタイヤ半径方向内側に配されるベース層とこのベース層から前記キャップゴム体を貫通してのびかつ外端面がトレッド接地面の一部をなす貫通端子部とを具えるとともに体積固有抵抗が1×107 Ωcm以下の導電性ゴム材からなるベースゴム体を具える一方、前記絶縁性ゴム材は、ジエン系ゴム、及び共役ジエン系モノマーと芳香族ビニル化合物との共重合体の内の一種又は二種以上を用いたゴム基材の100重量部に対して、30〜100重量部のシリカと3〜20重量部のカーボンブラックとを含むとともに、前記導電性ゴム材は、ジエン系ゴム、及び共役ジエン系モノマーと芳香族ビニル化合物との共重合体の内の一種又は二種以上を用いたゴム基材の100重量部に対して、0〜50重量部のシリカと25重量部以上のカーボンブラックとを含み、しかも25 ゚Cの温度における前記絶縁性ゴム材のゴム硬度Hs1を前記導電性ゴム材のゴム硬度Hs2以下とした空気入りタイヤ。
IPC (5):
B60C 1/00 ,  B60C 19/08 ,  C08K 3/04 ,  C08K 3/36 ,  C08L 9/06
FI (5):
B60C 1/00 A ,  B60C 19/08 ,  C08K 3/04 ,  C08K 3/36 ,  C08L 9/06
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (9)
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Article cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • プラスチックおよびゴム用添加剤実用便覧, 19700810, 534

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