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J-GLOBAL ID：200903077198659728

2軸傾斜装置

Inventor： 赤荻 俊一
Applicant, Patent owner： 富士写真光機株式会社
Agent (1)： 川野 宏
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1996299687
Publication number (International publication number)：1998124164
Application date： Oct. 23, 1996
Publication date： May. 15, 1998
Summary：

【要約】【目的】 頭蓋を所定の角度姿勢に調整するための2軸傾斜装置において、直交2軸の各軸方向の直線変位運動を、各々もう一方の各軸回りの傾動運動に変換して被検体支持具を支持傾動させる機構を採用することにより、被検体支持具の耐久性の向上を図るとともに、簡単かつ安価な構成で、被検体支持具を直交2軸の各軸回りに正確かつ容易に比較的大角度まで傾動できるようにする。【構成】 直線変位駆動機構16により、被検体支持具12の球状部26をX軸あるいはY軸方向に直線変位させると、傾動支持機構14により、頭蓋2を支持する被検体支持具12はそのシリンダ部22の中間部を中心にして上記直線変位量に応じた角度だけX軸あるいはY軸回りに傾動する。その際、X軸回りの傾動運動はY軸方向の直線変位運動にのみ依存してX軸方向の直線変位運動には依存せず、また、Y軸回りの傾動運動はX軸方向の直線変位運動にのみ依存してY軸方向の直線変位運動には依存しない。

Claim (excerpt)：

被検体を支持する被検体支持具を、互いに直交するX軸およびY軸の各軸回りに傾斜させる2軸傾斜装置であって、前記被検体支持具を、該被検体支持具の所定の部位において前記各軸回りに傾動可能に支持する傾動支持機構と、前記被検体支持具における前記所定の部位とは別の部位を、前記各軸方向に直線変位させる直線変位駆動機構と、前記直線変位に伴う前記両部位間の距離変化を吸収する摺動機構とを備えてなることを特徴とする2軸傾斜装置。