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J-GLOBAL ID:200903077390656384
ポリフェニレンスルフィドの製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
西川 繁明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994337557
Publication number (International publication number):1996183858
Application date: Dec. 28, 1994
Publication date: Jul. 16, 1996
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】高分子量かつ粒状のポリフェニレンスルフィドを短時間に効率よく、高収率で製造する。【構成】有機アミド溶媒中でアルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物とを反応させてポリフェニレンスルフィドを製造する方法において、(1)工程1:アルカリ金属硫化物1モル当たり0.5〜2.0モルの水を含有する有機アミド溶媒中で、アルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物とを170〜270°Cの温度範囲内で反応させ、少なくとも220°Cから240°Cまでの間を平均0.1〜1°C/分の昇温速度で昇温させながら反応させ、ジハロ芳香族化合物の転化率が70〜98モル%にさせる工程、及び(2)工程2:アルカリ金属硫化物1モル当たり2.1〜10モルの水が存在する状態となるように、反応系に水を少なくとも235°C以上の温度で添加するとともに、245〜290°Cの温度範囲内で高分子量ポリフェニレンスルフィドに転換する工程。
Claim (excerpt):
有機アミド溶媒中でアルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物とを反応させてポリフェニレンスルフィドを製造する方法において、該反応を少なくとも下記の工程1及び2により行うことを特徴とするポリフェニレンスルフィドの製造方法。(1)工程1:仕込みアルカリ金属硫化物1モル当たり0.5〜2.0モルの水を含有する有機アミド溶媒中で、アルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物とを170〜270°Cの温度範囲内で反応させ、その際、少なくとも220°Cから240°Cまでの間を平均0.1〜1°C/分の昇温速度で昇温させながら反応させ、さらに必要に応じて240〜270°Cの温度範囲内で反応を継続して、ジハロ芳香族化合物の転化率が70〜98モル%になるようにし、ポリフェニレンスルフィドのプレポリマーを生成させる工程、及び(2)工程2:仕込みアルカリ金属硫化物1モル当たり2.1〜10モルの水が存在する状態となるように、反応系に水を少なくとも235°C以上の温度で添加するとともに、245〜290°Cの温度範囲内で0.5〜10時間反応を継続して、前記プレポリマーを高分子量ポリフェニレンスルフィドに転換する工程。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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特公昭63-033775
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特開昭62-253626
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特開平1-139625
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特開平3-215526
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ポリフェニレンスルフィドの製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平4-328708
Applicant:呉羽化学工業株式会社
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特開平4-255721
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