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J-GLOBAL ID:200903077460989408

中性子遮蔽壁開口部の遮蔽構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 絹谷 信雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996171306
Publication number (International publication number):1998020085
Application date: Jul. 01, 1996
Publication date: Jan. 23, 1998
Summary:
【要約】【課題】 本発明の課題は、原燃サイクル内等の汚染区域と非汚染区域とを区画する中性子遮蔽壁の開口部と遮蔽プラグとの嵌合部分の堅牢性を維持しながら高い中性子遮蔽能力を発揮できる新規な遮蔽壁開口部の遮蔽構造を提供するものである。【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明は汚染区域1と非汚染区域3とを区画する中性子遮蔽壁5の開口部7を遮蔽プラグ10で閉塞して中性子洩れを防止する遮蔽構造において、開口部7と遮蔽プラグ10との嵌合部分にポリエチレンの補強層11,30を形成し、その補強層11,30の表面に鉄製のスリーブ体13,20を設ける。開口部7を遮蔽する際には、遮蔽プラグ10はスリーブ体13,20により保護されながら開口部7に嵌合される。また、汚染区域1側から開口部7と遮蔽プラグ10との隙間に入り込んだ中性子は、ポリエチレンに吸収されるので非汚染区域3に洩れない。
Claim (excerpt):
汚染区域と非汚染区域とを区画するコンクリート製の中性子遮蔽壁開口部に母材がコンクリートからなる遮蔽プラグを嵌合させて閉塞して汚染区域から非汚染区域への中性子洩れを防止する中性子遮蔽壁開口部の遮蔽構造において、上記開口部と遮蔽プラグとの嵌合部分にそれぞれポリエチレンの補強層を形成すると共に、それら補強層の表面に、鉄製のスリーブ体を設けたことを特徴とする中性子遮蔽壁開口部の遮蔽構造。

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