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J-GLOBAL ID：200903077584448367

動力舵取装置の操舵力制御装置

Inventor： 衛藤 邦彦 ,  柴田 由之 ,  大野 明浩
Applicant, Patent owner： 豊田工機株式会社
Agent (1)： 長谷 照一
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1991277296
Publication number (International publication number)：1993085392
Application date： Sep. 27, 1991
Publication date： Apr. 06, 1993
Summary：

【要約】【目的】 動力舵取装置の操舵力制御装置において、作動開始直後で正確な操舵角が得られない時期には異和感が生じない操舵とし、走行状態に応じた適切な時期以後は良い操舵感が得られるようにする。【構成】 中立範囲検出部36は、ハンドル軸47の操舵中立位置及びその両側に360度離れた位置の3位置で中立範囲信号を生じ、この信号発生中になされた操舵角の各検出回数は、対応する3つのカウンタ2a〜2cに計数される。動力舵取装置の操舵力制御装置の制御装置15に出力される印加電流は、各カウンタに計数された各検出回数のうちもっとも大きい値と次に大きい値の差が小さい間は第1演算手段1aにより主として車速に応じて演算した印加電流i1であり、この差が大きくなれば第2演算手段1bによりハンドル軸47の回転角度に応じて演算した印加電流i2となる。

Claim (excerpt)：

操向車輪を操舵する作動部材と、操舵ハンドルに連結されてこの作動部材を作動するハンドル軸と、前記作動部材にアシスト力を与える増力装置と、前記ハンドル軸に加わるトルク及び印加電流に応じて前記増力装置が与えるアシスト力を変化させる制御装置と、前記ハンドル軸の回転角度を検出して前記操向車輪の操舵角を検出する舵角検出部並びに前記ハンドル軸の回転角度位置が操舵中立位置及びそれより両側に所定角度回転した位置の3位置付近を中心として所定角度範囲内にあることを検出して中立範囲信号を生じる中立範囲検出部よりなる操舵センサと、自動車の走行状態に応じて前記印加電流を演算してこれを前記制御装置に出力する出力手段を備えてなる動力舵取装置において、前記出力手段は前記舵角検出部により検出される前記ハンドル軸の回転角度に応じて前記印加電流を演算する演算手段を有し、更に前記3位置に対応する3つのカウンタを有し所定間隔で順次なされる前記舵角検出部による操向車輪の操舵角の検出回数のうち前記中立範囲検出部が中立範囲信号を生じているときの前記3位置に対応する各検出回数をその位置に対応する各カウンタにそれぞれ計数する計数手段と、前記各カウンタに計数された各検出回数のうちもっとも大きい値と次に大きい値の差を順次演算してこの差が大きくなれば前記演算手段により演算された印加電流を前記出力手段から前記制御装置に出力させる制御手段を備えたことを特徴とする動力舵取装置の操舵力制御装置。