Pat
J-GLOBAL ID:200903077665256055
ガス状炭化水素を含む廃棄ガスから炭化水素を液状で回収する方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
宮越 典明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997245318
Publication number (International publication number):1999071584
Application date: Sep. 10, 1997
Publication date: Mar. 16, 1999
Summary:
【要約】【課題】 廃棄ガス中のガス状炭化水素濃度を20ppm以下にして大気中に排出すると共に、廃棄ガスから、安全に、しかも容易に、かつ効率よく炭化水素を液状で回収するための「ガス状炭化水素を含む廃棄ガスから炭化水素を回収する方法」を提供すること。【解決手段】 (1)吸着装置として、吸着剤層とこの層を冷却するための二重円筒型吸着塔1a,1bを使用し、(2)該吸着塔に、活性炭とその上部にY型合成ゼオライトを充填し、(3)吸着・脱着を交互に行わしめ、その際の切り換え時間は、デ-タロガによる“吸着剤層の破過予想濃度”の指示に従って自動的に吸・脱着切換え用の弁(ホ)を操作し、(4)脱着時にパ-ジガスを併用しながら、真空ポンプ(VP)で吸引し、(5)パ-ジ排ガスを常温付近まで冷却して炭化水素を液化凝縮させ、その際の未凝縮炭化水素を含むパ-ジ排ガスの全量を前記吸着塔に戻し、(6)液化した炭化水素を再度パ-ジ排ガスと向流接触させて、パ-ジ排ガス中の凝縮しにくい成分をこの液に吸収させること。
Claim (excerpt):
吸着と脱着を交互に行う“吸着剤層を有する吸着装置”を用い、一方の側の吸着装置にガス状炭化水素を含む廃棄ガスを通過せしめ、該吸着装置内の吸着剤層にガス状炭化水素を吸着させ、実質的にガス状炭化水素を含まない廃棄ガスを大気中に放出し、その間に、他方の側の吸着装置を脱着に切り換え、該吸着装置内の吸着剤層に吸着したガス状炭化水素を、パージガスを併用しながら、真空ポンプで吸引して離脱せしめ、この離脱したパージ排ガスを冷却処理し、ガス状炭化水素を液体として回収する方法において、前記冷却処理後の未凝縮炭化水素を含むパージ排ガスの全量を、前記廃棄ガスを通過せしめる吸着装置に戻し、該吸着剤層内の炭化水素濃度を高め、この吸着剤層が破過する前に脱着に切り換えることを特徴とするガス状炭化水素を含む廃棄ガスから炭化水素を液状で回収する方法。
IPC (3):
C10G 5/02
, B01D 53/44
, B01D 53/81
FI (2):
C10G 5/02
, B01D 53/34 117 A
Return to Previous Page