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J-GLOBAL ID:200903077717701117

成形加工用アルミニウム合金圧延板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 豊田 武久 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992091707
Publication number (International publication number):1993263203
Application date: Mar. 17, 1992
Publication date: Oct. 12, 1993
Summary:
【要約】【目的】 陸運車両や電気機器等の成形部品に使用される成形加工用アルミニウム合金圧延板として、強度、成形性に優れ、特に面内異方性の少ない圧延板を製造する方法を提供する。【構成】 Mg0.1〜1.5%、Si0.3〜2.5%、さらに必要に応じ少量のMn,Cr,Zrの1種以上を含有するAl合金を鋳造し、450〜570°Cで均質化処理し、熱間圧延、冷間圧延を行ない、かつ冷間圧延工程中の最終の圧延前の中間焼鈍を、100°C/分以上の急速加熱で350〜580×5分以下の条件で行ない、20%以上の最終冷間圧延後、350〜580°Cで120分以内の溶体化処理を施して、Δrが0.2未満の圧延板を得る。Cu0.1〜1.5%、Zr0.1〜2.0%の一方または双方が含有されていても良い。
Claim (excerpt):
Mg0.1〜1.5%(wt%、以下同じ)、Si0.3〜2.5%を含有し、さらに必要に応じてMn0.05〜0.6%、Cr0.05〜0.3%、Zr0.05〜0.3%のうちの1種または2種以上を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなる合金を鋳造し、450〜570°Cの範囲内の温度で均質化処理した後、熱間圧延を行ない、さらに中途に1回もしくは2回以上の中間焼鈍を挟んで冷間圧延を行ない、かつ冷間圧延の中途の中間焼鈍のうち、最終の中間焼鈍を、100°C/分以上の加熱速度で350〜580°Cの範囲内の温度に加熱して保持なしもしくは5分以下の保持を行なう条件で施し、しかもその最終の中間焼鈍の後の最終板厚までの冷間圧延を20%以上の圧延率で行ない、さらにその最終冷間圧延の後、350〜580°Cの範囲内の温度で120分以内加熱する溶体化処理を行ない、引続き100°C/分以上の冷却速度で急速冷却して、ランクフォード値の異方度Δrが0.2未満の圧延板を得ることを特徴とする、成形加工用アルミニウム合金圧延板の製造方法。
IPC (2):
C22F 1/043 ,  C22C 21/02

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