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J-GLOBAL ID:200903077828097111

空気入りタイヤ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 苗村 正 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995312656
Publication number (International publication number):1997150610
Application date: Nov. 30, 1995
Publication date: Jun. 10, 1997
Summary:
【要約】【課題】操縦安定性及び乗心地を損なうことなく、転がり抵抗を低減する。【解決手段】トレッドゴム10を損失正接が0.14以下のゴムを用い、インナーライナゴム11をブチルゴムを主体としたゴム組成物によって形成するとともに、カーカス6と前記インナーライナゴムとの間かつ規制された範囲であるショルダー、サイドウォール領域Sに厚さが0.7〜1.2mmの短繊維補強層12を配し、この短繊維補強層は、ブタジエンゴムを30〜50重量部と、天然ゴムおよび/又はイソプレンゴム50〜80重量部とを配合したゴム成分100重量部に対して10〜30重量部の短繊維と、30重量部以下のヨウ素吸着量が30〜90mg/gであるカーボンブラックとを含有し、かつ前記短繊維の90%以上が、略タイヤ周方向に対して配向され、しかもこの配向方向の複素弾性率E*aと、配向方向に直角な方向の複素弾性率E*bとの比(E*a/E*b)を5以上としている。
Claim (excerpt):
トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアの廻りを折り返す折返し部を有するカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド部内方に配されるベルトプライからなるベルト層と、前記ビードコアからタイヤ半径方向外側に向けて先細状でのびるビードエーペックスとを具えた空気入りタイヤであって、トレッド面に向くトレッドゴムは、損失正接(tanδ)が0.14以下のゴム組成物からなり、かつタイヤ内腔に向くインナーライナゴムは、ブチルゴム50〜80重量部と天然ゴムおよび/又はイソブレンゴム20〜60重量部とを配合したゴム組成物からなるとともに、前記カーカスとインナーライナゴムとの間かつタイヤ赤道からタイヤ軸方向外側に向かってトレッド巾TWの1/4倍の距離を隔てる内点とタイヤ最大巾位置である外点間との間のショルダー・サイドウォール領域に、厚さが0.7mm以上かつ1.2mm以下の短繊維補強層を配するとともに、この短繊維補強層は、ブタジエンゴムを30〜50重量部と、天然ゴムおよび/又はイソプレンゴム50〜80重量部とを配合したゴム成分100重量部に対して10〜30重量部の短繊維と、30重量部以下のヨウ素吸着量が30〜90mg/gであるカーボンブラックとを含有し、かつ前記短繊維の90%以上が、タイヤ周方向に対して±20 ゚の範囲の角度で配向され、しかもこの配向方向の複素弾性率E*aと、配向方向に直角な方向の複素弾性率E*bとの比(E*a/E*b)が5以上であることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (6):
B60C 13/00 ,  B60C 1/00 ,  B60C 15/00 ,  C08K 3/04 KCT ,  C08K 7/02 ,  C08L 21/00 KDW
FI (7):
B60C 13/00 F ,  B60C 13/00 E ,  B60C 1/00 Z ,  B60C 15/00 M ,  C08K 3/04 KCT ,  C08K 7/02 ,  C08L 21/00 KDW

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