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J-GLOBAL ID:200903077848817170
鉛ガラス製フリットシール式小型X線管の製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993222881
Publication number (International publication number):1995014515
Application date: Jun. 25, 1993
Publication date: Jan. 17, 1995
Summary:
【要約】【目的】 蛍光X線分析に使用される小型軟X線管等の構成部品即ち鉄・ニッケル・クロム合金製X線窓枠リング、加速電極を支持する上記合金製支持板と鉛ガラス部を鉛ガラスの軟化点より200°C前後低温度にて完全溶着せしめる。【構成】 本発明の前段は大型の高真空電気炉中で熱酸化を防ぎつつX線放射窓用の金属ベリリウム板と窓枠合金との真空ロウ付けを完了する。後段即ち本発明のポイントであるコバールガラスに替えてX線漏洩防止用鉛ガラスを使用する。鉛ガラスと熱膨張係数の近似する鉄・ニッケル・クロム合金製の窓枠と金属ベリリウムの窓板を真空電気炉で完全気密ロウ付けしたものを用意して酸化鉛製の粉末を主原料とするシール剤を使用してフリットシールを完全に実施する。
Claim (excerpt):
鉛ガラス部分と鉄・ニッケル・クロム合金製の窓枠リングのフリット溶着部分、加速電極を支持する鉄・ニッケル・クロム合金製の支持板とのフリット溶着部分を鉛ガラスの軟化点約645°Cよりも200°C前後低温度の440°C〜450°Cにてフリット溶着を可能とした製造方法。上記窓枠とは金属ベリリウム板があらかじめ耐真空ロウ付けされている。又上記シール剤は鉛ガラス及び鉄・ニッケル・クロム合金と熱膨張係数が極く近似して溶着するようあらかじめ調合されたものを使用し、最適温度による熱処理の影響が構成された部材のいかなる変質、変形も及ぼされることなく完全に溶着接合を施されたフリットシール式のX線管。
IPC (2):
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