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J-GLOBAL ID:200903077870682300

液体試料導入装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西岡 義明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000165464
Publication number (International publication number):2001343374
Application date: Jun. 02, 2000
Publication date: Dec. 14, 2001
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】ガスクロマトグラフにおいて、ブレークスルーを起こすことなく、短時間で試料を注入できるPTVの提供。【解決手段】少量の試料の場合は、試料注入口21からセプタム22を通して注入すると、分析目的成分が溶媒から分離されて充填剤23に捕集される。気化室2の温度を急速に上げると、充填剤中に濃縮捕集された分析目的成分が追い出され、カラム3に導入される。多量の試料の場合は、前段に付設された副気化室5に注入し、その内部の試料溜め53に溜められて徐々に気化しながらキャリアガスにより気化室に送り込まれ、以後は少量試料の場合と同様にしてカラムに導入される。これにより、少量試料は従来のPTVと変わらず、徒らに試料蒸気を拡散させずに導入でき、多量試料の場合は前段で完全に気化した試料を充填剤に通すので、液体試料を直接PTVに急速に注入した場合のようなブレークスルーを起こすことがない。
Claim (excerpt):
試料導入口を備えると共に可変温度に温度制御され、且つキャリアガスがその中を通過してカラムへ流れる気化室を有し、この気化室内に導入した試料中の一部の成分を、同じ気化室内に設けた充填剤中に捕集した後、気化室の温度を上昇させることにより捕集された前記成分を追い出して前記カラムへ導入するように構成されたガスクロマトグラフの液体試料導入装置において、試料導入口を備えると共に前記気化室から独立に温度制御され、且つキャリアガスがその中を通過して前記気化室へ流れる副気化室を付設し、導入された液体試料をこの副気化室内に溜める手段を備えたことを特徴とする液体試料導入装置。
IPC (2):
G01N 30/12 ,  G01N 30/54
FI (2):
G01N 30/12 A ,  G01N 30/54 F

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